世耕経済産業相が、西日本豪雨をめぐる一般ユーザーツイートに「こんな時に責任情報を流さないでいただきたい」と反論する場面があった。

安倍晋三首相の現地視察に合わせ、避難所に仮設風呂エアコンが設置された――。先の投稿者は自身のツイッターで、岡山県倉敷市の友人がそう話していた、と紹介していた。

「アピールのため」ツイートが拡散

投稿者は2018年7月11日、「倉敷友達」の話をツイッターで紹介。その「友達」は「較的被害が少ない地域」の避難所に仮設風呂エアコンが急遽設置されたとして、それは安倍首相が現地視察に来るからだとし、「アピールのために慌てて準備したんだよ」と話したという。

投稿者のツイートは「リツイート」1万8000件(12日夕現在)を記録するなど、ネット上で拡散した。

世耕氏は11日、自身のツイッターでこのツイート引用リツイートすると、「安倍総理視察とエアコン設置は全く関係」と投稿。「設置の揮を取ってきた者として明確に申し上げます」と前置きした上で、

熱中症回避のため人の多い避難所優先でエアコンを配備しています。総理が視察した岡田小以外の倉敷備地区・水島地区、広島県愛媛県の避難所複数にもエアコンは設置され、被災者から喜ばれています」

と説明した。

世耕氏はさらに「こんな時に責任情報を流さないでいただきたい」と投稿。「現場で懸命に突貫工事でエアコン設置をしてくれているメーカー電気工事会社、電会社社員など関係者に申し訳ない思いです」と続けた。

経産省の12日13時時点での発表によると、岡山県広島県愛媛県の避難所へ7月10日までに278台のクーラー(大クーラー、スポットクラー含む)を出荷・到着しているといい、また一部が稼働済みだという。

安倍首相が、岡山県の現地視察に訪れたのは11日。上から倉敷市内などを視察したほか、避難所の小学校を訪問し、被災者の話にを傾けていた。

世耕氏はその後も、エアコンや仮設トイレの設置状況をツイッターで報告した。

世耕氏(写真は2016年10月撮影)