2002年大会優勝時の主将カフー氏がネイマールに言及 「批判は当たり前だ」

 ブラジル代表FWネイマールはロシア・ワールドカップ(W杯)で母国を優勝に導けず、国民から批判の的となっている。そんなエースに対し、2002年日韓W杯優勝時の伝説のキャプテンであるカフー氏は、「30分間のせいでネイマールは一生疑問視される」と訴えかけた。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 優勝候補筆頭と期待されながら、準々決勝でベルギーに敗れてベスト8で姿を消したブラジル。ネイマールは優勝を逃した戦犯として国民からの批判にさらされ、プレーではなくファウルを受けて大袈裟に痛がる過剰演技で世界中に話題を振りまいてしまった。

「我々は彼に多くを期待した。なぜなら、ネイマールはファンタスティックな選手だからだ。ピッチでは彼が違いを見せることを予想していた。これ(批判)は当たり前だ。そして、起こった現実全てに対する批判は、彼に降りかかることになるんだ」

 現役時代にASローマやACミランで活躍した、伝説の主将カフー氏はこう語った。エースで背番号10のスーパースターに批判が集まるのは宿命だとしている。

「ネイマールのパフォーマンスは期待通りではなかった。彼は近年最高のブラジル人選手だ。しかし、30分間のせいで、我々はネイマールのキャリアを通じて成し遂げたこと全てに疑問を向けることになる。W杯はそういうものなんだ」

「彼はまだ若い。間違いなく復活するだろう」

 ベルギー戦ではチームに勝利をもたらすことができず、過剰演技と主審にPKをアピールする素振りばかりが目立った。ファウルを受けても黙って立ち上がり、高速ドリブルで突破を繰り返す相手の背番号10、FWエデン・アザールに違いを見せつけられた。

「許されることはない。だが、彼はまだ若い。間違いなく復活するだろう」

 ネイマールはロシアW杯での失意によって、重い十字架を背負うことになってしまったが、世界一を知る伝説の主将は名手の復活を信じていた。(Football ZONE web編集部)

2002年大会優勝時の主将カフー氏がネイマールに言及【写真:Getty Images】