【モスクワ時事】国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループが12日、モスクワで記者会見し、決勝と3位決定戦を残すのみとなったワールドカップ(W杯)ロシア大会の総評を行った。

 今大会はドイツやスペインなどボールを保持するスタイルのチームは力を出し切れず、セットプレーからの得点が目立っている。元オランダ代表で、技術部門トップのファンバステン氏は「守備組織がタイトでスペースが少なくなり、メッシやネイマールでもこじ開けることが難しくなっている」と指摘した。

 今大会から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)については元ブラジル代表監督のパレイラ氏が「サッカーに公正さをもたらしている」と評価した。

 ファンバステン氏は「クロアチアのような小さな国が決勝に進んだことは興味深い」と語り、欧州連盟(UEFA)で長年技術部門を担当するロクスブルク氏は「日本は良かった。ベルギー戦は素晴らしかった」と好印象を語った。