農林水産省は12日、西日本豪雨などに伴う農林漁業関係の被害額が110億9000万円になったと発表した。このうち、林野関係が約7割を占め、野菜や果物など農作物は5億5000万円。調査が進んでいない地域があり、被害額はさらに拡大するとみられる。

 6月下旬に発生した台風7号以降の被害状況(6月28日~7月12日)について、34道府県からの報告を集計した。農作物以外の主な内訳は、山崩れなどが57億8000万円、農道やため池などが13億4000万円、漁港などが3億8000万円、農業用ハウスなどが1億円。

 農作物については、広島、岡山両県の被害が集計されていない。両県は今後収穫が本格化するモモやブドウの産地。大きな被害を受けているとみられ、出荷への影響が懸念される。