大差の試合で登板、解説者は「ディッキーを思い出させる」

 レッズのアレックス・ブランディーノ内野手が、大敗した11日(日本時間12日)の敵地インディアンス戦で5番手で登板。1回1安打無失点2奪三振と野手とは思えない快投を見せた。90マイル(約145キロ)の直球に加え、ナックルボールも駆使。ガイヤーから三振を奪った1球を地元メディアも称賛し、「ディッキーに見える」と2012年にサイ・ヤング賞を獲得したナックルボーラーに喩える声もあがった。

 ブランディーノは4-19と大量リードを許した8回、投手の“節約“のためマウンドへ。先頭は強打者リンドーアだったが、左直に打ち取った。さらに、続くガイヤーは2球で追い込むと、最後は67マイル(約108キロ)のナックルボールで空振り三振。その後、ゴンザレスには中前打を浴びたものの、ペレスはフルカウントから7球目の90マイル(約145キロ)の直球で空振り三振。無失点で切り抜けた。

 レッズはそのまま4-19で敗れたものの、見せ場を作ったブランディーノ。試合を中継していた「FOXスポーツ・オハイオ」では、解説者がガイヤーを空振り三振に仕留めた1球について「今のはナックルボールですね。なかなか良いですね」「結構良いナックルボール球ですね」と称えた。

 さらに、「R・A・ディッキーを思い出させる部分がありますね。メジャーキャリア初の奪三振です」とも指摘。ディッキーといえば、ナックルボーラー転向後にブレークし、メッツ時代の2012年には20勝6敗、防御率2.73でサイ・ヤング賞を獲得している。投手最高の栄誉に輝いた右腕を彷彿とさせる1球だったという。

 メジャーでは、大差のついた試合で野手が登板することは決して珍しくないが、ブランディーノの投球はその中でも内容、結果ともにハイレベルなものだったと言えそうだ。(Full-Count編集部)

レッズのアレックス・ブランディーノ内野手が投手として登板【写真:Getty Images】