横田久則氏が中信兄弟で着けていた背番号を選択

 2016年に西武に在籍したC.C.リー投手はドジャースとの契約を破棄して台湾球界にプレー機会を求めた。そして、7月2日に行われた台湾球界のドラフト会議で中信兄弟から1巡目指名を受け入団となり、背番号は「34」に決定。7月10日には入団会見が行われた。

 ドジャースとマイナー契約を結び3Aからメジャー昇格を目指していたリーだったが、5月末までに昇格できなかったことを受けて6月に契約を破棄し、台湾球界入りに向けた準備を行っていた。3Aでの成績は22試合に登板して2勝2敗 防御率3.91だった。

 海外で11年間投げてきたリーは初めて台湾球界でプレーすることになる。新天地での背番号は34に決まった。同チームの背番号34は2016年まで西武の2軍監督を務めていた横田久則氏が着けていたことがあり、西武在籍当時に指導者と選手の間柄で同じユニフォームを着た恩師に感謝を込めてこの背番号を選択したという。

 台湾メディア『ETtoday運動雲』では「リーが初めて日本でプレーしたときに横田久則コーチにお世話になった。彼が兄弟籍時に着けていた背番号で新しいシーズンを迎えることになった」と背番号を選んだ経緯を紹介している。横田氏は2003年から2年間、同球団でプレーし、初年度には16勝で最多勝のタイトルを獲得。球団史に名を残す助っ人の1人となっている。

 今回、リーは3.5年契約で中信兄弟に入団。台湾球界は前後期制でシーズンが行われているため下半期の分も考慮された形となる。日本球界では思うような結果を残すことができなかったが、日本の恩師と同じ背番号を着けて台湾のマウンドに立つ。(豊川遼 / Ryo Toyokawa)

2016年には西武でプレーしたC.C.リー【写真:編集部】