アメリカのコーヒーチェーン・スターバックスが7月9日、使い捨てのプラスチック製ストローを2020年までに廃止することを発表した。今後は、ストローを使わずに直接飲むことができるプラスチック製のフタや、紙などでできたストローを使用するという。

新たに採用されるフタは、盛り上がっている部分に直接口をつけて飲むことができる仕様で、リサイクル可能だという。すでに北米の8000店舗で使用されており、今後は全世界の店舗でも順次導入し、使い捨てストローを廃止する予定とのこと。

また、アメリカのマクドナルドもイギリスとアイルランドの1361店舗において、プラスチック製のストローを廃止し、紙のストローに代替すると発表している。

廃棄されたプラスチックは、海洋汚染等の原因になり得るとして、批判の対象となることが増えている昨今。世界的な飲食チェーンも環境保護の観点からストローの廃止に乗り出したということだが、Twitterでは、

“ストロー廃止する前にゴミをそのまま海に垂れ流してる元をどうにかすべきなんだよなぁ世界て馬鹿だね”
“スタバでやってるプラスチック製のストロー廃止案件、あれってストローが悪いのではなく、単に捨てる人が悪いのでは?”
“ゴミをそこらへんに棄てるヤツのせいで人や動物が怪我したりストロー廃止になったりするんだから、ゴミのポイ捨てもっと厳罰化して…”

などと、ストローの素材にかかわらず、そもそもゴミを適切に廃棄しないことに問題があるとの意見も多い。また、

“麦わらに戻せばいいんじゃねえの?そんだけの話さ。”
“スタバが使い捨て(というかプラスチック)ストローを廃止したということは、今こそ麦わらとか蕗の出番か?!”
“プラスチック製のストローが全世界で廃止されてる動きがあるけど、これは初心に戻って麦わらで飲み物を飲む文化が流行るか”

と、「麦わら」を使えばいいのではないか、との声もあった。

そもそもストローの原点は麦わらであり、「ストロー(straw)」という言葉も「麦わら」を表すもの。麦わらであれば仮に自然に廃棄されたとしても、分解されるので環境汚染には繋がりにくく、プラスチック製ストローを廃止しての「麦わら回帰」はたしかに理にかなっている。昨今の環境保護の流れを受け、麦わら需要が高まる──というまさかの展開もありうるかもしれない?
(小浦大生)

■関連リンク
・Straws are out, lids are in | Starbucks Newsroom
https://news.starbucks.com/news/starbucks-announces-environmental-milestone

・「ストロー 廃止」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC+%E5%BB%83%E6%AD%A2