芸人バカリズムが初めて2.5次元作品の脚本を手掛ける舞台「ひらがな男子」が7月20日)に開幕する。その稽古場に潜入した。

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ひらがな男子」は、2次元キャラ育成バラエティーアイキャラ』(日本テレビ)で誕生した、“ひらがな”の1文字1文字擬人化したキャラクター作品。原案はバカリズムで、今年5月には映画化もされた。初の舞台化となる本作は、脚本をバカリズム、演出を川尻恵太、出演は、主人公「あ」役の佐奈紀をはじめ、高橋健介や長江崚行、宇野結也ら2.5次元作品を中心に活躍する男性キャストう。

この日は稽古開始から約2週間というタイミング。稽古に参加していたのは、「あ」役の佐奈紀、「う」役の高橋健介、「た」役の稲垣成弥、「ち」役の武子直、「の」役の後藤大、「ふ」役の中村太郎、「よ」役の星乃勇太、そして子役である「ぁ」役の春日レイ、「ぃ」役の春日結心で、バラバラになったひらがな達を再び集めるためにをする「あ」一行に、「た」や「よ」、「ふ」が仲間として加わるシーンをつくっているところだった。ポップでどこかのんびりした世界観だが、芝居はコメディ作品ならではの繊細さ。タイミングの確認、動作の整理などをしながら、絶妙なテンポと間(ま)をつくりこんでいく。印的だったのは、キャスト達が積極的にアイデアを出す姿。「こうしたほうが面い?」「こういうことしたらどう?」など、演出の川尻を中心に、キャスト同士もどんどん提案し合い、ブラッシュアップしていた。

17人ものひらがな男子が登場するが、どのキャラクターも見た、そして言動もインパクト抜群。ひとりひとりの個性が際立っていて、賑やかだ。そんななかで、小さい「ぁ」「ぃ」のふたりは癒しの存在。ふたりが台詞を喋ると空気がふんわり和み、大人キャストは思わず笑顔になっていた。

芝居について話し合うキャスト達は楽しそうで、笑いも多い稽古場。休憩中も「あのシーンって…」と意見を出し合っていた。そこから生まれる、舞台ならではの「ひらがな男子」をぜひ味わってほしい。また、舞台は2部構成で、1部は本編、2部では芝居仕立てのライブが披露される。2部では、本編にはない楽曲が披露されるそう。ぜひペンライトを振って楽しんで!

演は7月20日)から29日(日)まで、東京AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。

取材・文:中川

稽古場風景 撮影:中川實穗