米専門局が選出、日本から過半数の6人が「アジアベスト11」に選出

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は決勝がフランス―クロアチアに決まり、3位決定戦を含め、残りあと2試合となった。予想外の躍進、敗退もあった今大会。5か国が出場したアジア勢では日本が唯一決勝トーナメントに進出し、鮮烈なインパクトを残した。海外メディアは今大会の“アジアベスト11”を選出し、日本から過半数の最多6人が選ばれている。

「オピニオン:アジア連盟ベストイレブン」と題し、特集したのは米スポーツ専門局「FOXスポーツアジア」だった。「2018年ワールドカップ優勝国が決まるまであと1試合を残し、アジアの参加が終わって久しいことから、FOXスポーツアジアは、AFCの出場国からベストイレブンを選ぶことで大陸の5か国がどのようだったのかを振り返りたい」と記し、アジアベスト11を選出している。

 日本からはFWで大迫勇也、MFで香川真司、乾貴士、柴崎岳、DFで長友佑都、酒井宏樹の6人が名を連ねた。韓国、イランの2人、オーストラリアの1人と比べると圧倒的だ。

 記事では、独占した両サイドバックについて「2人ともまさに山のような仕事量をこなすことに傑出」と評した上で、酒井宏については「ベルギー戦で最後の15分間に足がつるほどだったが、変わらず右サイドでメトロノームのような往来を繰り返し高品質のクロスを見せた」と評価している。

 長友については「長友は左サイドで相手の背後に抜けたりエリア前にカットバックしたりと幾多のチャンスを作る卓越した貢献者だった。彼はまたポジショニングや守備でも素晴らしかった」と賛辞をつづっている。

「30歳が突然のスターとなるのは驚くべきこと」と評されたのは?

 MFでは柴崎は「長短ともに卓越したパスの範囲を見せた」、乾は「30歳が突然のスターとなるのは驚くべきこと」、香川は「しばしば批判を浴びながらロシアでこの2、3週間のうちに時計を戻した」などと称賛していた。

 そして、ワントップのFWで選んだ大迫については「ディフェンスと対峙できる正真正銘の一握りであり、3人のミッドフィルダーと連携し深く走り込む選手らのためにチャンスを作るという彼の能力が、日本のロシアでの成功に多く貢献していた」と得点に限らないチームへの働きを認めていた。

 韓国、イラン、オーストラリア、サウジアラビアと他国が敢えなく1次リーグ敗退した中で16強に進んだ日本。アジア勢において、その存在感はひと際、輝いていた。

【FOXスポーツアジア選出の「アジアベスト11」】

GKチョン・ヒョヌ(韓国)
DF酒井宏樹(日本)
DFマーク・ミリガン(オーストラリア)
DFモルテザ・プーラリガンジ(イラン)
DF長友佑都(日本)
MFソン・フンミン(韓国)
MF柴崎岳(日本)
MFオミド・イブラヒミ(イラン)
MF乾貴士(日本)
MF香川真司(日本)
FW大迫勇也(日本)(THE ANSWER編集部)

「アジアベスト11」に選出された柴崎【写真:Getty Images】