ナイジェリア紙がベルギー戦でのピッチ内外の振る舞いに改めて賛辞

 ロシア・ワールドカップは準決勝までの日程を終え、いよいよ3位決定戦と決勝戦を残すのみとなった。日本代表は決勝トーナメント1回戦でベルギーに2-3で敗れて大会を後にしていたが、強豪国を追い詰めた戦いぶりと日本人サポーターのマナーに対して、海外メディアから改めて賛辞の言葉が送られている。

 日本はこの試合、後半に2点を先行しながらも、アディショナルタイムを含めた残り25分間で3連続失点を喫し、歴史的な逆転負けを喫していた。MF原口元気、MF乾貴士のゴールで悲願のベスト8進出にあと一歩のところまで近づいたが、ギアを上げたベルギーの攻撃を防ぎ切ることができなかった。

 しかし、ナイジェリア紙「Vanguard」は、「接戦演じた日本のハンサムなW杯敗退」と見出しを打って特集し、準決勝まで駒を進めたベルギーとの壮絶な戦いぶりを絶賛している。

「サムライ・ブルーはベルギーとの激戦で世界の心を奪った。さらに、日本人ファンはベルギーに敗れた後もゴミ拾いで応援席を綺麗にすることを怠らなかった。選手たちもロッカールームを掃除し、『ありがとうロシア』のメッセージを添え、ホスト国への感謝を示した。他者への思いやりなど、日本における国の文化の礎を世界に発信する絶好の機会ともなった」


「日本の他者を思いやる精神から多くのことを学んだ」

 日本人ファンのゴミ拾いや、代表チームのロッカールーム清掃は世界各国のメディアで大きく取り上げられてきたが、悔しい敗戦を喫してもなお、日本人らしさを貫いた姿勢を同紙も称賛しており、ナイジェリアも日本を模範にすべきだと記している。

「日本人選手とファンのハムサムな振る舞いは、世界でもよく知られているが、我々も彼らの進む道を歩んでいくべきだ。ナイジェリアは、日本の他者を思いやる精神から多くのことを学んだ。日本が世界で最も平和的であり、国として発展できている最大の理由だ。素晴らしいぞ、日本のサムライ・ブルー!」

 最終的には目標のベスト8進出を達成することはできなかったが、日本がロシアの地で示した奮闘とマナーは、世界に強い印象を与えたようだ。


(Football ZONE web編集部)

日本代表のW杯16強での奮闘と“模範にすべき”マナーを海外紙が絶賛している【写真:Getty Images】