人気グループ・関ジャニ∞の錦戸亮が出演する映画『羊の木』Blu-ray&DVD(8月29日発売)に収録されるビジュアルコメンタリーの詳細が発表された。「かしこまってコメンタリーをするのも恥ずかしいので、せっかくなので飲みながらやりたい」と本人たっての希望で、吉田大八監督とロケ地にもなった富山県魚津市が運営する居酒屋で収録が行われた。

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 同作は日本ギャグマンガ界の巨匠、山上たつひこ氏、いがらしみきお氏がタッグを組んだ問題作。市役所職員・月末一(錦戸)を主人公に元殺人犯の受け入れを始めた港町で起こる不穏な事件の数々と人間の本性をあぶり出した衝撃と希望のヒューマン・サスペンス。錦戸のほか、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平らが出演した。

 お刺身や富山ならではの魚“ゲンゲ”などのメニューを前に「こういう場所でのコメンタリー珍しいね」と話す吉田監督と錦戸が乾杯。本編が開始されると、松田演じる宮腰を乗せた月末が運転する市役所の車が富山の海岸線を走っていくシーンについて錦戸は「これ、僕が運転してるって分かります? ズームしないと分からないですよね?(笑)」と大胆に指摘する錦戸に吉田監督は「クレームですか?(笑)」と応じるなど和やかムード。

 月末と宮腰が定食屋で昼食を食べるシーンでは「宮腰はお刺身を食べているけど、月末は地元のおいしいものを食べなれているから、カレーを頼んでいる」と吉田監督が細かいこだわりを紹介。その際に食べていたカレーが激辛だったことを思い返した錦戸は「お店の人がせっかくだからと激辛にしてくれたけど、わけわからんサプライズやった!(笑)」と撮影時を懐かしんでいた。

 バンドシーンの音楽は吉田監督が学生時代に好きだったジャンルだったそうでベースの弾き方にもこだわりがあったよう。錦戸は「こういう音楽まったく聴かなかったから、ループみたいなところとか全然覚えられなかったです」と本音も。吉田監督が「シンプルじゃん!」と返すも錦戸が「シンプルやけど意外とちょっとずつ違うんすよ!!!」と音楽の話となるとつい熱くなる場面も。収録の最後には錦戸から「これ、面白かったですか!((笑)」と視聴者に問いかけ、「こんなふうに映画を楽しんでみていただけたら、うれしいです」と締めくくっていた。

 また、同作は『釜山国際映画祭』でキム・ジソク賞受賞後、数々の海外映画祭に招待され、トロント日本映画祭でも、審査員賞最優秀賞を受賞。現地の観客からは「素晴らしい」「とてもかっこいい」「どんな展開になるのか全く予想できなかった」と絶賛の声が相次ぎ、審査員からも「舞台となる元殺人犯が移住する港町がまず私の心を惹きつけ物語に引き込まれ、全てが制御不能ななかで渦巻いていく様がまさに圧巻。登場人物の設定がとてもしっかりとしており、それぞれの個性が物語に何かユニークな要素をもたらしている。この映画は審美的でかつ美しいビジュアルスタイルを持っており、他の多くの作品から明らかに抜きん出ていた」との評価を受けた。

 終始和やかな雰囲気かつ笑いが起こったビジュアルコメンタリーは8月29日(水)発売の『羊の木』Blu-ray&DVD豪華版に収録される。

 また、豪華版にはこの他にも、俳優陣のインタビューで構成されたメイキング「羊の木メイキング~8人の証言~」、完成披露試写会から錦戸単独で行った台湾公開記念舞台挨拶までが収録されたイベント映像集、合計2枚の特典ディスクが付く。
8月29日発売の映画『羊の木』Blu-ray & DVDに収録されるビジュアルコメンタリーに登場する錦戸亮と吉田大八監督 (C)2018『羊の木』製作委員会(C)山上たつひこ、いがらしみきお/講談社