本棚を見ると、その人がどんな人間かが分かるといいます。それは、スマホの中のアプリも同様。そう、アプリを見れば生き方も分かってしまう時代なのです。

今回ご協力いただいたのは、広告の仕事で中国とのビジネスを行なっている雄志さん。拝見したのは仕事用のスマホとのことですが、見慣れない中国のアプリがいくつかダウンロードされていました。

壁紙はiPhoneのデフォルト。アプリがシンプルにまとまっています。

日本と中国ではアプリ事情も違いますか?

一番大きく違うのは、「Facebook」「Twitter」「インスタグラム」といった世界で多くのユーザーがいるSNSが使えないこと。中国政府の規制がとにかく厳しいのです。その代わりに中国人が活用しているのが「微博(ウェイボー)」などのSNSアプリで、私もダウンロードをしています。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、中国人を中心に7億人のユーザーがいます。数字だけみても、世界的な影響力は絶大です。

なるほど。ところで雄志さんは中国語できますか?

大学で中国語を勉強していたので、基礎的なことなら分かります。でもそこからまったく進歩していません(笑)。言葉の難しさは、中国ビジネスでも苦労している部分ですね。例えば分からない言葉を翻訳アプリで調べたくても、中国の常用漢字の読み方がそもそも分からないので、入力ができない。コピペする以外にどうやって調べればいいんだ!と日々苦悩しています。

確かに中国の常用漢字は日本で使っていない漢字がたくさんありますよね。例えば、こちらのアプリにある「淘宝网」は一体なんでしょうか?

「淘宝(タオバオ)」という、中国最大のオンラインショッピングモールです。出店店舗は中国だけではなく世界中から集まっていて、日本の企業も進出していますよ。

国が違うとアプリ事情も違いますね。では日本の仕事で活用しているアプリは何でしょうか?

広告の仕事でマストなのがチャットアプリ「slack」ですね。ちなみに中国では「微信(ウィーチャット)」というチャットアプリが広く活用されています。ウィーチャットはメッセージの送信以外にもタクシーなどの配車サービスやレストラン予約、オンライン決済も行なうことができます。こちらも全世界で7億人のユーザーがいるといわれています。

ありがとうございました! 中国ビジネス頑張ってくださいね。

雄志さんオススメのアプリ

■『微博』ってどんなアプリ?

中国最大のSNSメディア。以前はTwitterのような140文字以内の制限があったが、現在は制限が撤廃。投稿のシェアやコメント、「いいね」機能がある。設定により一部の設定画面以外を日本語表示にしたり、投稿を日本語に翻訳することも可能。(iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら

■『淘宝網』ってどんなアプリ?

中国の電子取引最大手「アリババ」が運営する、中国最大のオンラインショッピングモール。取扱商品は8億点以上といわれ、世界最大級の規模を誇る。毎年11月11日には「独身の日」として大規模セールを開催。昨年はなんと1500元(約2兆5500億円)の売り上げを記録している。(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら

■『slack』ってどんなアプリ?

ビジネスに特化したアメリカ発のチャットツールアプリ。グループチャットによるオンライン会議や、ダイレクトメッセージによる個々とのやりとりなどが可能。SNSやメールの通知などをすべてslackに集約することもできる。(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら

■『微信(Wechat)』ってどんなアプリ?

中国で2011年にリリースされたチャットツール。メッセージはもちろん写真や動画、音声などがやり取りできる。ほか電子マネー機能も搭載され、タクシーの配車やレストラン予約、公共料金の支払いなどに利用することも可能。日本語にも対応している。(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら

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