イギリス営放送BBCは、新たなVRコンテンツMake Noise」と「1943: Berlin Blitz」の2作品を発表しました。いずれもイギリスにおける歴史的な出来事などをVRで表現しています。

女性参政権運動にならって「声を上げて」

制作を手掛けるのはBBCVRスタジオVR Hubです。1つめの作品「Make Noise」は、サフラジェット(19世紀末20世紀初頭に活動した、女性参政権運動メンバーたち)の活動、そして「もっとを上げて(make more noise)」という呼びかけに着想を得て制作されています。コンテンツ視聴者は、ナレーターと一緒にハミングしたり、歌ったり、叫んだりしながら、カラフルVR世界を体験します。

VR Hubは「『Make Noise』は音技術とVRを使い、視聴者にサフラジェットの立場に立つ体験を提供します。彼女たちにならって自分のを上げ、世界を変えていく勇気を持ってもらうのです」と明を発表しています。

従軍記者が伝える第2次世界大戦

もう一つの作品「1943: Berlin Blitz」は、第2次世界大戦に従軍したBBC記者、Wynford Vaughan-Thomas氏の視点で作られています。実際のラジオ放送を使い、VR映像と共に戦場の様子を伝えるコンテンツです。この作品は、イギリス王立軍(RAF)の創設100周年を記念して製作されました。

VR Hubによれば、「このコンテンツRAFBBCの従軍記者が当時いかに勇敢だったかを伝えています。そして、今日でも危険な状況から報道を行う記者たちが感じている恐怖を伝えるものでもあります」ということです。

RAF創設100周年 航空ショーも見られるARアプリ

またRAF創設100周年に際しては、7月9日にバッキンガム殿で祝賀イベントが行われました。その航空ショーを体験できるARアプリが、iOS向けに無料開されています。

RAFリンカーン大学の協制作されたこのアプリRAF 100 AR Flypast」を使えば、戦闘機の飛行シーンを全てARで見られるだけでなく、各機体の歴史などを詳しく知ることもできます。自宅の庭で航空ショーを再現し、RAFは「次世代の航空宇宙パイオニアを啓発してほしい」という希望も持っています。

アプリApp Storeにて無料ダウンロードです。

BBCの2つのVRコンテンツMake Noise」「1943: Berlin Blitz」は、どちらも今年後半にリリース予定です。対応するヘッドセットやプラットフォームは明らかになっていません。また「1943: Berlin Blitz」については、2018年7月13日~15日に行われるRAFイベント2018 ロイヤルインターナショナルエアタトゥーでのプレビュー開が予定されています。

(参考)VRFocusVRScout
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