2018年7月12日、韓国・聯合ニュースは、シンガポールを国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が、リー・シェンロン首相夫妻とともに「蘭(ラン)命名式」に出席したと報じた。韓国大統領が出席したのは、今回が初めてという。
記事によると、これはシンガポール政府が自国訪問の貴賓に対する歓待・礼遇の意味を込めて新たに培養した蘭に貴賓の名前を命名するイベント。今回付けられた名前は「文在寅・金正淑蘭(Papilionanda Moon Jae-in and Kim Jung-sook)」で、2人はこの日リー首相夫妻が見守る中、蘭の植木鉢に名札を差し込んだという。
これを受け、韓国大統領府は「両国の金蘭の交わりの象徴となるだろう」と期待しているという。
なお記事では、これまで英エリザベス女王とウィリアム王子夫妻、インドのモディ首相、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席夫妻など各国の首脳らが、韓国からも潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長や俳優のペ・ヨンジュン、クォン・サンウらも蘭命名式に出席したことがあると伝えている。
この報道は韓国のネット上で4000件以上ものコメントが寄せられ、かなり注目されている様子。ただその内容は「黙って見ていれば…。国内はひどいありさまだっていうのに何してるんだか」「タダで海外旅行に行ってこようくらいに思ってるようだ」「難民問題はどうするの」など、素直に喜べない国民の実情が浮き彫りになっている。
また「そりゃそうだ。こんなショーじみた大統領は初めてだもん」「夫妻は4年後に檻メシ(刑務所の食事)を食べることになるとは思っていないだろう。今のうちに楽しんで」「まさか金正恩(キム・ジョンウン)のマネ?」など皮肉る声もなかなかのもの。
「文大統領、ファイト!」「いつも応援してます」など支持者の声はわずかにとどまった。(翻訳・編集/松村)

12日、韓国・聯合ニュースはこのほど、シンガポールを国賓訪問中の文在寅大統領と金正淑夫人が、リー・シェンロン首相夫妻とともに「蘭命名式」に出席したと報じた。韓国大統領が出席したのは、今回が初めてという。写真はシンガポール。