裏口入学リスト

(AtnoYdur/iStock/Thinkstock)

受託収賄容疑で逮捕された、文部科学省前局長の佐野太容容疑者(58)の息子を不正入学させたとされる東京医科大学。

そんな東京医大が、「裏口入学リスト」を作成していたことが報じられた。インターネット上では、「世の中は金」「正直者は損をする」など、怒りの声があがっている。

■過去にも繰り返し不正入試を行った疑い

報道によると、東京医大が作成していた裏口入学リストには、過去に不正合格させた受験生やその親の名前などが記入されていたとのこと。東京地検特捜部は、同大側から複数のリストを入手しているという。

佐野容疑者の息子を不正合格させた以外にも、不正入試を繰り返していたとして調査が進められているようだ。同大の臼井正彦前理事長(77)は、佐野容疑者に同省の私大支援事業の選定に便宜を図ってもらうよう依頼。

その見返りとして、鈴木衛前学長(69)とともに、佐野容疑者の息子を合格させるよう、学内で指示していたとされている。2人はこうした経緯を認めていると報じられている。

■ネット上で相次ぐ怒りの声

今回の報道を受け、ツイッターや「Yahoo! ニュース」のコメント欄では、「世の中は金」「正直者は損をする」など怒りの声が相次いでいる。なかには、「リストを公開すべき」といった意見も。

「酷い話。裏口入学により医師免許の受験資格を得た医師からは、免許を剥奪するのが筋だろう」

「医大の裏口なんてあるあるだよね。真面目に必死になって医者を目指してる人がかわいそう」

「これは実名を公表すべき。親も子も。実力のない人が医者になってる可能性がある」

「裏口入学リスト公開すればいいのに」

■一部では裏口入学を擁護する意見も

また、「寄付金も選考基準にするのもあり」と、私立大学に限っては裏口入学が許されてもいいといったコメントも見られる。

「私立大学なんだし入学選考基準の中に学力のほかに寄付金とかがあってもいいと思うけどね。まして医学部なら真面目に学力つけないと国家試験に通れない」

「どこの大学でも会社でもコネはある。当たり前っちゃ当たり前」

「私立医大の裏口なんて別に珍しくないだろ。受験のとき、寄付金の額で合否が決まったりすることもあるんだしな」

「私立だったらある程度、仕方がないかな~と思ってしまう」

医師免許の取得には医師国家試験の合格が必要なため、医学部合格が医師になることに直結するわけではない。しかし裏口入学という制度によって、本来合格できる力を持っていた医師志望者が不合格になるのは理不尽としか言いようがないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・野瀬 研人

東京医大の裏口入学リストが発覚 「世の中、金」「リストを公開すべき」と怒号続出