東京台東区にある国立科学博物館では7月13日()より10月8日(・祝)まで特別展「昆虫」を開催する。名付けられているものだけで約100万の種が存在し、その数は地球上に生息する生物の半数以上になるともいわれる昆虫。本展は約5万点にのぼる内外の昆虫標本やCG、体感展示などを駆使して、多種多様な昆虫の体の仕組みや、生態を多的に学習できる国立科学博物館初の昆虫テーマにした大特別展だ。

【写真を見る】管理担当者が最後まで公開をためらったというヤンバルテナガコガネのホロ標本。次はいつ見られるかわからない貴重なものだ

昆虫とは”、“昆虫の多様性”、“昆虫の生態”、“昆虫”、“昆虫の研究室”、5つのテーマに分けて開催される特別展「昆虫」。昆虫好き必見の厳選ポイントをご紹介しよう!

世界に1点!重なヤンバルテナガコガネホロタイプ標本が展示

1984年に新種と発表された日本最大の甲ヤンバルテナガコガネ。その種の基準となるホロタイプ標本は1種につき1点しか存在しない稀有なもの。これまで一切開されたことがなかったこの重な標本は、見逃し厳禁だ。

日本開!琥珀に閉じ込められた絶滅した昆虫

人類よりもはるか前に地球に存在していた昆虫の中には、すでに絶滅してしまった種も多い。今回、奇跡的に脂に閉じ込められ、悠久の時を経てその姿を現在に残す“アリエノプテラ”の入り琥珀日本で初めて開されている。

■ 背筋も凍る?世界中の”G”が集う危険な部屋

昆虫の中でも、特に苦手な人も多いゴキブリ世界中から集めた通称“Gの部屋”。そのほとんどはの中で生活しているため、普段見かけるものとは全く異なる姿かたちをしたゴキブリを生きたまま展示している。苦手な人にとってはまさに恐怖の部屋だが、ある意味にぴったり?深いGの世界を覗いてみてほしい。

また、今回、昆虫マイスターとしても知られる香川照之オフシャルサポーターを務め、番号が割り振られた各所にて音ガイド(約35分、550円)による解説を聞くことができる。カマキリ先生としてNHK番組「昆虫すごいぜ!」で昆虫好きの一面を見せる香川の解説にも注だ。

そのほか、一面に昆虫標本が並ぶ“標本回廊”や、まだ発表されていない(セイボウ)の未記載種に来場者の名前をつける企画など、内容盛りだくさんで行われる特別展「昆虫」。昆虫好きはもちろんのこと、夏休み自由研究の参考に家族で出かけるのもオススメだ!(東京ウォーカー(全版)・安藤康之)

昆虫の魅力に多角的に迫る特別展「昆虫」。昆虫好きにたまらない、一見の価値あるラインナップが揃う