7月20日開される映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブディオス』の本編映像と新たな場面写真開された。

本編映像&場面写真

 今回解禁された映像は、プロデューサーであり世界的なギタリストであるライ・クーダーが「これまでの生涯の中で聴いたもっとも偉大なピアニスト」と形容するキューバ音楽界の伝説のひとり、ピアノ奏者のルーベンゴンサレスシーン1919年に生まれ医者しつつも音楽的才にも恵まれたルベーンは、サルサやマンボの土台を作ったキューバの伝統的な音楽「ソン」の王様とも言われる故アルセニオ・ロドリゲスから音楽を学び、アルセニオや名だたるアーティストたちの歴史に名を刻む偉大な音楽家との出会いを繰りかえし、ピアノスターとして活躍していた。

 シロアリピアノを破壊して以来、約10年間、音楽から身を引いていたが、1996年BVSCの録音に参加すると繊細で柔らかなタッチ素晴らしいテクニック世界中の聴衆を魅了した。映像では、MCの「偉大なるルベーン・ゴンサレス!」の呼びとともにルベーンがステージに出て、その温かく麗なピアノテクニック一音奏でるだけで、演奏を心待ちにした会場から大きな歓が上がるシーンが映し出されている。

 「引退は?」の質問に、「まさか、考えないね。最後の音は墓の中で弾くよ」と笑いながら答えるが、演奏を終えると足を引きずりながらステージを後にするルベーン。その後、キューバで文化における最高の栄誉、フェリックス・バレラ勲章を受勲した際には車いすステージに上がり、を振り絞り観客にお礼を伝える姿も。このときには既に認知症を患っていたルベーンは、会話さえままならないこともあったが、ピアノの前に座ると全盛期と変らぬ超絶テクを披露。2003年、ハバナで84歳で死去する直前までステージに立ち続ける姿からは、彼にとって音楽人生そのものだったことが伝わってくる。

 なお、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブディオス』は7月20日よりTOHOシネマズ シャンテほか全順次開。

◎『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブディオス本編映像
https://youtu.be/I2HScZsVrV8


情報
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブディオス
2018年7月20日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全順次
製作揮:ヴィム・ヴェンダース
監督ルーシーウォーカー
出演:オマーラポルトオンド(ボーカル)、マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバールトランペット)、バルバリート・トーレス(ラウー)、エリアデスオチョア(ギターボーカル)、イブライム・フェレールボーカル
原題:Buena Vista Social Club: Adios2017年イギリスカラービスタ/5.1chデジタル110分/
字幕翻訳石田泰子
後援:駐日キューバ共和国大使館 インティトゥト・セルバンテス東京 日本人キューバ移住120周年
配給:ギャガ
(C)2017 Broad Green Pictures LLC

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』ルベーン・ゴンサレス演奏シーン解禁、「最後の音は墓の中で弾くよ」