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 アスキーのグルメ担当ナベコです。この連載では、全国各地にチェーン展開している居酒屋を取材し、おすすめメニューなどを紹介します。通常のグルメレポートと異なるのは、料理やお酒などドリンクメニューの紹介以外にも、どういったお店なのか店内状況に至るまで、実際に利用する人目線でお届けします!
※あくまでもナベコが取材した店舗を基に記事を作っています。同じチェーン店でも店舗ごとによって環境が異なる場合もございます。予めご了承くださいませ。

 チェーン店はメニューが豊富だったり、値段も比較的安価だったりと利用する機会が多いですよね? ただ、意外と困るのが「公式サイトなどではわからないこと」もあるという点。たとえば、お箸が割り箸なのか、おしぼりはタオルなのか、などなど。飲み会などのシーズンでは、幹事を務める人が出席する人の要望にできる限り応えるという使命が(たぶん)ありますよね。そういうときに役立つような情報も本連載で紹介します。

 今回ご紹介するのは「三代目 鳥メロ」。公式サイトでも「ビール一杯199円」と大々的に推しているほど、ビール好きは要注目のチェーン店です。焼き鳥をはじめとする鶏料理がメインなので、ついついたくさん食べてしまいそう! お会計は、はたして安く済むでしょうか?

店舗情報
「三代目 鳥メロ」
公式サイト:https://torimero.com/
料理ジャンル:焼き鳥、鶏料理
看板メニュー:焼鳥各種(150円~)、清流若どりのモモ一本焼(999円)などなど

繁華街のお店のみ「単品飲み放題」をやっていた

 とある平日の20時過ぎごろ、都内繁華街の鳥メロに行ってきました! ビルの2階の店内は、テーブル席が多く、フロアが広いため、お客さんは6割といったところ。待つことなく案内してもらえましたよ。

 私は酒量が多いので「飲み放題」をコースなしで付けられるお店ならば、そうお願いしています。こちらでも単品飲み放題をやっていました! 1500円で2時間制!

 ただし、今回に限ってはちょっと迷いました。鳥メロの生ビールは通常価格1杯199円という破格の安さ。生ビールだけ飲むならば、5杯でも1000円程度です。

 ですが、よくよくメニューをみると、サワーは300円代や400円代のものが多く、ビール以外のいろいろなドリンクを飲みたいというなら飲み放題が断然オトクです。

 私はビールも好きですが、ほかのお酒も大好き! ということで今回は「飲み放題」で。1杯目は言うまでもなく「生ビール」!

 生ビールが登場しました! 今宵も宴のスタートです。銘柄はアサヒのスーパードライ。店員さんに声をかけたらすぐに持って来てもらえました。ありがたいです。

 さて、この連載では、目安としてビールの液体と泡の比率を測っています。鳥メロのスーパードライは、液体12cmに対して泡が4cm。理想のビールと泡の比率が7:3というのを聞いたことがあるので、鳥メロのビールは理想に近いです。泡がふっくらしておいしそう。

 カンパーイ!! 飲んで疲れを癒すぞ。このビールが通常価格199円というのはスゴイですよね。

 1500円飲み放題では、約50種のアルコールが飲み放題。先ほども書いたように、ビールが通常価格199円なので、飲み放題はビールよりもサワーなどを多く頼む人に良さそうです。

 注意点ですが、鳥メロの店舗の中でも、単品の飲み放題をやっている店は一部でした。私も取材(飲み)に行く際に何店舗か調べたところ、繁華街の店舗は単品飲み放題を実施している率が高かったものの、それ以外だとあまりやっていなかったです。

 鳥メロの飲み放題が気になるという方は、直接問い合わせをするか、繁華街の鳥メロを狙って行ってみてください。

 お通しは塩昆布をのせたキャベツでした。おかわり自由ということです。2人ぶんがひとつの皿に盛られて提供されるという、焼き鳥屋さんらしいスタイル。おかわり自由なので、フル活用するとよさそうですよ。

カジュアルな店内のチェーン店 若い人も結構多い!

 さて、店内の様子もお伝えしていきますよ。

 店内の座席はテーブル席がメインで、オープンな雰囲気。照明が少し赤っぽいのと、木目のテーブル、柱などがあるため、温かみがあります。全体的にカジュアル路線なので、友達同士などでワイワイと飲みにくるのが向いていそうです。

 おしぼりは布のタオルで、店員さんが直接渡してくれました。お箸は木製のもの。使い捨てではありません。

 オーダーするときは、メニュー表を見て店員さんに直接声をかけるスタイルでした。大手チェーンのひとつなので、端末がないのがちょっと不思議でしたが、あえて直接注文するスタイルでコミュニケーションを重視しているのかもしれません。実際、定員さんは気さくで話しやすい雰囲気でした。

 灰皿は席に置かれてあったので、特に分煙はしていないようです。

焼き鳥はもちろん、鶏料理以外もおいしい!

 さっそく看板メニューの「焼き鳥」を頼んでみました。鳥メロの売りはトサカ(鶏冠)とモミジ(鶏足)を煮込んでつくった焼き鳥の「タレ」ということ。ヒアルロン酸、コラーゲンたっぷりだそうです。

 定番の、ねぎま、鶏皮、軟骨はどうでしょう?

 チェーン店の焼き鳥としては、サイズは小さくなく、1本でも食べ応えがありそう。香ばしい焼き色がついておいしそうです。

 ねぎまは、見ての通りゴロゴロのもも肉で。食べ応えがありました。鶏皮は香ばしくて、歯切れも悪くなかったです。コリコリ食感の軟骨は、脂がのった肉もたっぷりついていました。私は特に軟骨が好き!

 タレは、濃いとか主張が強いわけではないのですが、エグみがなく、飽きが来ない味でした。全体的に質を感じられ、何回もリピートしちゃいそうです。自慢として押し出しているのは、なるほど、と思いました。食べやすくて、ついつい手を伸ばすような味付けが多いのが特徴です。

 鶏料理が多いので「とりわさ」も注文。私はとりわさ大好きです。鳥メロのとりわさはボリュームが多かったですよ。ほどよい食感で、臭みがないのが好印象。当然ながら、焼き鳥に比べてあっさりしているので、箸休めのように注文しておくとよさそうです。

 鶏もいいけど、牛肉も。ということで、牛カルビ串を注文しました。これが、予想以上においしくてびっくりしました。濃厚なジューシーな牛肉は、かみしめるたびにため息が出そうです。サイコ-! お酒が進みます。

 こってりしたものだけだとなんなので、お野菜のサラダも。玉ネギサラダ玉三郎を頼んでみました。玉ネギサラダは、スライスされた玉ねぎ、うずらの玉子、生玉子の黄身も入っていて、想像以上に豪華でした。味はポン酢で、あっさりいただけました。

 今回は珍しくサラダをもう一品。ポテトサラダも食べました。ポテトサラダにのっているタレは何かと思いましたが、これは焼き鳥に使用しているタレのようなのです。コラーゲンたっぷりなので、冷やすと固まるのでしょうね。ポテトサラダは刻んだ燻製が入っているらしく、歯ごたえポリポリ、燻製の風味が独特。う~ん、おいしい! 日本酒や焼酎に合いそうな、ちょっとおもしろいメニューです。

 さて。焼き鳥屋さんに行くと、私が必ず注文するのはつくね。オーダーした「自慢のつくね 3種盛り」は、つくねの卵黄添え、玉ねぎ塩ダレつくね、チーズインつくねの3種が入っています。

 つくねは粗びきのゴロゴロした食感でした。玉子を崩してつくねと一緒にいただくと、まろやかさとつくねの優しい味に包まれます。玉ねぎ塩ダレつくねは、コショウもきいていてさっぱりしていました。何より、チーズインつくねのトロリした味わいは、魔性です。こってりしていて、おいし~。

じしハイにババサワー……変わり種のお酒も飲み放題

 飲み放題ですので、お酒もどんどん頼んでいきました! あぁ……今宵もつぶれてしまいそう。

 飲み放題のメニューを見るとユニークな名前のサワーがいくつかあるのですね。まず気になった「チューダー」。チューハイとサイダーのようです。驚いたことことに、サイダーの小瓶と一緒に提供されました。

 お祭りで見かけるようなサイダーを自分で入れてサワーに。サイダーが甘いため、ジュースのような感覚で飲めました。お酒感は少ないですが、こういうのも楽しい!

 お次は「スキダー」。スキダーってなんだか、愛の告白をしているようではないですか。こちらも同じくサイダーの小瓶が提供されました。甘くて飲みやすいですが、ウイスキーを使用しているぶん、チューダーよりお酒の味がしました。好きな人が同席している時にぜひ(笑)。

 鳥メロには気になる名前のお酒がまだまだあります。目に留まったのは……「じじハイ」「ババサワー」の2つ。なんぞや? 気になったら注文してみるしかありません!

 じじハイは、青汁サワーのようです。青汁というと苦そう、でも健康によさそうだからなぁと、おそるおそる飲んでみたところ、確かに野菜ジュースのような味はしましたが、意外にすっきりして飲みやすかったです。甘味があまりないため、甘い系が苦手という人はいけると思います。飲んでいて罪悪感ないし、また飲みたいなあ。

 一方ババサワーは、ブルーベリーとカルピスのサワー。色がものすごくピンクです。ところで、ババサワーはどこがババ要素なのでしょう? ブルーベリーが目に良いから、とか? ブルーベリーの果実味、カルピスの乳性のコクがする甘~いサワーでした。ジュースのようなので、私としてはもっと濃い味のお酒が好みですが、お酒があまり得意ではないという女性にはウケそう。若い女性がババサワー頼むって、どういう気持ちになるだろう。私ですか? お酒はなんでも飲みますけどね!

 定番のレモンサワーもゴクゴク。カットレモンが入っているのがうれしかったです。味は少し甘め。炭酸があまり強くなかったけれど、すっきりしていて飲みやすかったです。

 飲みやすいといったらハイボールも。こちらも炭酸がそこまで強くないので、そのぶんグビグビいけちゃいました。

 どこまで飲むんだという感じですが、梅酒ロックも飲みました。甘さ控えめで、すっきりなテイスト。こちらもグビグビ、ゴブゴブ。あー、おいしい。

ナベコオススメのメニューは「ふわとろレバー」

 今回もお酒をたくさん飲んで、おつまみもいろいろ頼みました。気が付いたら頼んでしまうんです……。そんな私の鳥メロオススメメニューは「ふわとろレバー」。

 鳥レバー。写真を見ていただきたいのですが、ピンク色でほろほろの状態でした。おそらくですが、低温で長時間加熱することで、しっかりと熱を通しつつ、柔らかさを保っているのでしょう。上には、秘伝のタレがのっています。

 口に入れた瞬間、ふわとろの食感が広がります。一般的な鶏レバーの串焼きと柔らかさが全然違いますよ。味はちょっと甘め。にんにく、唐辛子の風味もほんのりしてお酒が進みます。

 ん~~~……!!

 ふわっと食感のレバーをお酒で流し込むってたまらない! それにしても、レバーをおいしくいただけるって大人になったなってちょっとしみじみします。レバーは滋養にもいいし、鳥メロに来たならば、また食べたいです。

お酒好きならコスパが抜群だった鳥メロ

 初めて鳥メロに行ってみて、看板料理でうたっている鶏料理がふつうにおいしいというのが発見でした。鶏料理といっても、焼き鳥だけではなく、一品料理や鉄板焼きがあるというのも発見で、ただ焼き鳥だけじゃない、というのもポイント。また、ユニークなネーミングのメニューがあるので、友人同士で来て話題に困らなそうなのもいいです。

 鶏料理全般のメニューは基本的にカバーされているので、安く飲めて鶏料理を食べたい、そんなときは鳥メロを利用するのがよさそうです!

お酒を飲むことをメインにする利用だとめちゃめちゃお得

 鶏料理が豊富なので、まず「飽きない」。食べやすい味付けなのも後押ししていて、気が付くと追加で注文していました。ただ、全体的にお酒(とくにビール)が安いのが特徴で、食べに行くというより、お酒を飲みに行くということに重きを置くと非常にお得な居酒屋だと思います。

女性はうれしい「個室内でお化粧直し」

 お手洗いは、今回行った店舗だと「男性用」「女性用」「男女兼用」と洗面所付きの個室がわかれていました。女性用に入ったところ、広くはありませんでしたが、洗面所も個室内なので、人の目を気にせずお化粧直しができるのがうれしかったです。

串を9本、一品料理4品、お酒を12杯飲んで1人4000円

 お会計は、2人で串9本、料理4品、お酒12杯を飲んで、税込額7942円でした。ひとり約4000円。今回は飲み放題をつけてとことん飲んでこの額でした。お酒をひとり6杯飲んで好きなだけ飲み食いしています。

 単品で頼むビールも199円と安いので、例えば、ビールを2、3杯飲むのであれば、単品で頼むと予算としてはさらに安くなるはず。鳥メロは料理がおいしいのでぜひともいろいろ注文してほしいのですが、お酒中心に攻めるとかなりお得な居酒屋です。


鳥メロを使えそうなシチュエーション
・お酒をたくさん飲みたい人
・ビール(スーパードライ)が好きな人
・コスパのいい飲み会が好きな人
・若い人の飲み会

■「三代目 鳥メロ」で好きなメニューを教えてください

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生ビール1杯199円の鳥メロ 飲み放題も安くて酒好きは大満足