ローカル鉄道・地域づくり大学」の2018年度サマースクールが、18年8月25日、26日に茨城県・ひたちなか市にて開催される。

1泊2日でローカル鉄道と地域づくりに関心のある様々な人を対象にして、ローカル鉄道の経営および地域づくりへの生かし方、そして将来に向けての課題解決の方法を学ぶ。


ひたちなか市内を走るローカル線、ひたちなか海浜鉄道の事例を通して学ぶサマースクールは、これまでに約350人が参加し、2012年の発足から今年で7年目となる。今年も座学、ワークショップ、フィールドワークなどを行う。

厳しい状況下のローカル鉄道だが...

「ローカル鉄道・地域づくり大学」とは、ひたちなか海浜鉄道などが企画・事務局運営を行う人材育成プロジェクトだ。

人口の減少による廃線も多いローカル鉄道だが、ひたちなか海浜鉄道は湊線の2024年度延伸計画があるなど、利用者増と収支改善に成功しているという。

そのノウハウを学べるサマースクールは、鉄道経営と地域運営を組み合わせて、鉄道の新たな捉え方を提示している点が評価され、2017年度にはグッドデザイン賞も獲得したそうだ。

そこでJタウンネット編集部は2018年7月13日、ひたちなか海浜鉄道に今年の見どころを聞いた。

「様々なカリキュラムを今年も取り揃えていますが、湊線延伸計画に関する座学は今年のメインでもあります。また、ローカル鉄道についての議論やフィールドワークとしての車庫見学も楽しみにしてほしいです」

参加は、鉄道好きの人、将来の鉄道経営者を夢見る人をはじめ、ローカル鉄道を持つ地域行政の担当者や住民、そして公共交通事業者など、ローカル鉄道と地域づくりに関心ある人々を広く対象にしている。

今年のカリキュラムは、ひたちなか海浜鉄道社長の吉田千秋さんによる座学「湊線延伸計画の現状と課題」や各地の公共交通プロジェクトに参画し、その再生を担ってきた中川大・富山大学副学長による「地方鉄道の復活に向けて―諸悪の根源は〇〇だ―」などローカル鉄道の現状や課題、問題点などについて解説、対応策を考える。

また、フィールドワークでは、ローカル鉄道の沿線住民および遠来の観光客にアピールするため、鉄道を見る視点を磨くワークショップや沿線魅力発信のための写真講座を行う予定だ。

参加費用は29000円(宿泊費、1日目夕食・懇親会費、2日目朝食・昼食代を含む)。申込は8月15日まで。なお定員となり次第締め切りとなる。

ちなみに、ひたちなか海浜鉄道の今後の動向に関しては、ネット上でも次のような楽しみにしている声が挙がっている。

「ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸が2024年に開業を目指す、と言うことであと6年。きっと、長いようであっという間なんだろうなぁ~」
「2024年にひたちなか海浜鉄道延伸予定か!ロッキンの時は4両編成とかになるかもw」
ひたちなか海浜鉄道・湊線(画像はプレスリリースより)