大手私鉄の東京急行電鉄は13日、駅の券売機で現金を引き出せる国内初のサービスを来年春に始める、と発表した。ゆうちょ銀行か横浜銀行に預金口座を開設すれば、手元にキャッシュカードがなくてもスマートフォンの専用アプリを使って財布の不安を解消できる。現金自動預払機(ATM)の機能を肩代わりし、駅利用の利便性を高める。

 首都圏の一部の駅の券売機で年内に試験サービスを始める。利用客はアプリを取り込み口座情報を登録した上で、スマホ画面に下ろしたい金額を入力。QRコードをスマホに表示させ、券売機にかざすと、切符購入時のお釣りのように預金を下ろせる仕組み。

 東急電鉄は引き出し上限額などの詳細を検討中だが、手数料は1回当たり100~200円程度の見込み。今後、他の鉄道会社や金融機関にも参加を呼び掛けていく。