【台北時事】中国の民主派作家でノーベル平和賞を受賞した故・劉暁波氏の一周忌に当たる13日、台北市内で追悼集会があった。1989年の中国・天安門事件で弾圧され、台湾に在住する民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏が代表を務める民間団体などが主催。集会では、台湾の彫刻家が制作した劉氏の記念碑が披露された。

 ウアルカイシ氏は天安門事件でともに活動した劉氏について、「中国の自由民主を懸けて真剣に戦う人たちの象徴だった。悲しみと怒りを表す言葉がない」と改めて哀悼した。

 記念碑には劉氏の似顔絵のほか、裁判での最終陳述で発した「私には敵はいない」という中国語が刻まれた。記念碑のほか、ノーベル平和賞授賞式に劉氏が出席できなかったことを象徴する空の椅子の彫刻なども制作された。 

〔写真説明〕ノーベル平和賞を受賞した故・劉暁波氏の一周忌の追悼集会。左端は台湾に在住する民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏=13日、台北市

〔写真説明〕中国の民主派作家でノーベル平和賞を受賞した故・劉暁波氏の記念碑の前に立つ民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏(右から2人目)=13日、台北市

ノーベル平和賞を受賞した故・劉暁波氏の一周忌の追悼集会。左端は台湾に在住する民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏=13日、台北市