7月14日(土)放送の「洋楽楽部『BOB DYLANTrouble No More”LIVE』」(NHK BSプレミアム)の試写会に、番組ナビゲーターを務めるみうらじゅんが登壇。あふれんばかりの“ディラン”をった。

「ボブ・ディランは発明家」と熱っぽく語るみうらじゅん。「『ボブ・デ“ュ”ラン』とか言ってる若者にはイラっと来ます(笑)」

2017年アメリカ開された「Trouble No More」は、ボブ・ディラン1979年から行ったゴスペルツアーの模様を収めた音楽映画。実ミュージシャン女性コーラスを従え、のびのびと繰り広げる質の高いパフォーマンスなど、“ゴスペル・イヤーズ”と呼ばれる時代のボブ・ディランの姿をとらえた、ファン重な一作だ。

NHK BSプレミアムでは、今末のディランの来日に合わせて、本作「Trouble No More」の日本初放送が決定。日本版では、ナビゲーターのみうら映画の前後に登場し、当時のディランを取り巻く状況を解説するほか、映画本編の曲間に挟まれる、俳優マイケルシャノンの一人芝居による“宣教師説教シーン”の吹き替え俳優として、吉田太郎が出演する。

ボブ・ディランの熱狂的ファンとして知られるみうらは、「すごく面映画。ディランって面い人だなとつくづく思いました。とにかくかっこいいですよ。どんだけ男前なのかなと思いますね」と本作の印る。

「ディランヒストリーの中では、問題作と言われてるんですけどね。ちょうどこの時期に出た『スロートレイン・カミング』『セイヴド』『ショットオブラブ』という3枚のアルバムが“キリスト教3部作”って言われてて、どれもイラストジャケットで、どれもダサいっていうことで(笑)、購入者としてはけっこう痛い時期だったんですけど、サウンド的にはゴスペルロックみたいな感じで、ディランのも一番よく出てる時期で、ものすごくかっこいいんですよ」。

また、ディラン自身の強い要望で挿入されることになったという宣教師説教シーンについては、「あのシーンのおかげで、映画がぐっと面くなってますよね(笑)。でもディラン本人としては、ものすごくまじめに、ピュアに、このシーンを入れてると思うんです」と推察。「あまりにもピュアすぎて、笑いますよね、もう(笑)普通は考えつかないですよ、あれは。そこがまたディランのすごいところなんです」。

さらに、2016年ノーベル文学賞を受賞したことにも触れ、「ノーベル賞って発明の賞じゃないですか。要は、ディランっていう人は発明なんですよ、ずっと前から。これまでも書かなかったような、あんな詞を書く人って他にいないから。この『Trouble No More』にしても、突然キリスト教にのめり込んで『ゴスペルだ』とか言い出したかと思ったら、キリスト教3部作を出し終わった後、すぐにキリスト教をやめちゃうっていう(笑)。ディランって、そういう面いところがあって。何ていうか、常に自分の“マイブーム”に特化して、発明をする人なんですよね。いつも、ものすごい熱量で、その時代その時代のハマリ度がすごくって。だから、たちも『次はどんな発明が来るんだろう』と思って、なかなかファンをやめられないんです」。(ザテレビジョン

“ロックの神様”ボブ・ディランの真髄が伝わる音楽映画「Trouble No More」が日本初放送!