新鋭・奥山大史監督の長編デビュー作「イエス様が嫌い」が、第66回サンセバスチャン映画祭のニューディレクターズコンペティション部門に正式出品されることがわかった。日本人としては「最年少(22歳)での出品」「同部門へのノミネートは7年ぶり」という2つの快挙を達成した。

大竹しのぶ演した短編映画Tokyo 2001/10/21 22:32-22:41」を手がけた奥山監督が、自ら脚本を執筆し、撮影と編集も兼任した「イエス様が嫌い」。祖と一緒に暮らすために、東京から深い地方の小学校へ転校することになったユラは、新しい同級生たちと行う礼拝に戸惑いを感じていた。やがてその行為にも慣れ、周囲と打ち解け始めた頃、の前に小さな"イエス様"が出現。ユラは、願い事を必ずえてくれる"イエス様"のを信じるようになっていく。

第66回サンセバスチャン映画祭は、第71カンヌ国際映画祭で注を浴びた「万引き家族」「寝ても覚めても」の上映、是枝裕和監督への生涯功労賞「ドノスティア賞」の授与決定など、日本映画界にとって話題のつきない映画祭だ。 2008年の「PASSION」(濱口監督)、2011年の「エンディングノート」(砂田麻美監督)に続くニューディレクターズコンペティション部門出品を果たした奥山監督は「大学卒業制作として初めて作った長編映画が、サンセバスチャン映画祭にノミネートして頂けたこと、嬉しいです」と胸中を吐露。「校で一緒に苦労して作り上げてくれたスタッフキャストの方々にめて感謝します。映画祭期間中は、初めてだらけの日々になりそうで、楽しみです」とコメントを寄せている。

イエス様が嫌い」は、佐藤結良、大熊チャドマレーン、木引優子、ただのあっ子、二瓶一、秋山建一、大迫一北山康、佐伯日菜子が出演。19年開予定。

ニューディレクターズコンペティション部門にノミネート