【ワシントン時事】米紙ポリティコ(電子版)などは13日、国家安全保障会議(NSC)のアランジオ国際機関・同盟担当上級部長が更迭されたと報じた。理由は明らかでないが、アランジオ氏は難民の積極的受け入れを主張し、トランプ大統領側近で移民政策を担当するミラー大統領補佐官らとあつれきが生じていたという。

 アランジオ氏は弁護士出身で「ミラー氏から大統領に伝えられる、難民や移民に関し誤解を招くような情報を正そうとしていた」と言われる。国連関連機関である国際移住機関(IOM)の事務局長選びでは、米国が推薦しながら落選したアイザックス候補への支持を各国に働き掛けており、落選の責任を問われた可能性もある。

 米政権では4月、NSCを取り仕切っていたマクマスター前大統領補佐官(国家安全保障担当)に代わり、対外強硬派のボルトン氏が就任。マクマスター氏に近いとみられていた幹部の退任が相次いでいる。