ガンダムと言えば、これまで色んなハードからゲームソフトがリリースされてきた。最近でも定期的にソフトが発売されているが、いかんせんガンダムのゲームはキャラゲー枠。そして昔からキャラゲー枠はクソゲーの宝庫だ。

最近でも某ガンプラバトルゲーがあまりにつまらないとのことで大顰蹙を食らったばかりだが、そんな騒動も醒めやらぬ中の7月26日。バンダイナムコエンターテインメントがPS4専用ゲーム『ガンダムバトルオペレーション2』の配信をスタートした。(文:松本ミゾレ)

最近の基本無料ゲームの中では十分以上に遊べる作品

僕はいわゆるソシャゲーをしたことがほとんどない。理由はガラケーしか持っていないからなんだけど、その代わりPCで出来るブラウザゲーはある程度やってきた。でもやっぱり課金をするのは勿体ないと感じる貧乏性なので、3000円とかポンポン注ぎ込んだことはない。

今回取り上げる『バトオペ2』にしたってこれまで課金しようと思ったこともないし、きっとこれからもそんなことは考えないだろう。バンダイナムコからすれば、課金はしないのに良し悪しをコラムに書いてぶっちゃけるという、一番嫌な客になるんじゃないだろうか。

ただ、個人的な感想を書かせてもらえば、割と楽しく遊べている。簡単にルールを説明しておくが、基本は6対6の対戦形式でコストの高いMS(ガンダム、ゲルググとかね)は性能が高く、武装も優秀だけど、撃破されると相手方のポイントに大きく加算される。

反対に、コストの安いMS(ジムやザクII)は単体の性能はショボいが、撃破されてもそこまで痛手にはならない。さらに陣地を占領して行ったり、敵陣に爆弾を仕掛けるなどの要素もプラスされて、規定時間終了まで稼いだポイントの量を競って勝敗を決するというのが本作の遊び方だ。

前作は触ったことがないんだけど、かつては連邦とジオンに分かれて対戦していたようだ。『バトオペ2』ではその区分がないので、ザクとガンダムが共同戦線を張るみたいなことが、しょっちゅう起きる。この辺は「どうかなぁ」と思うポイントだ。

ゲームの出来については及第点……だけど課金ガチャ、なんだアレは!

もちろん、遊んでいるうちに「不便だな」とか「理不尽だな」みたいなことを感じる瞬間はいくつかある。だけど、そもそもが基本無料のゲームであるので、細かな至らなさについては、いちいち気にする方が野暮。そういうのが嫌なら、フルプライスのソフトを買えばいいのだ。

僕は現状そこそこ楽しめている。特にドムを手に入れて勝率が上がった。速い、強い、しぶといは正義だね。課金ゲーなので、簡単に手に入るのは弱いMSという図式は、別に割り切ればそこまで気にならない。ザクIIは弱いからこそザクIIなのだ。課金をしないユーザーが弱いMSを使うのは、言ってみれば一年戦争におけるモブ兵士のロールプレイなのである。

これからも前述のように無課金で遊ぶつもりなんだけど、これには理由がある。ガチャのために課金をしようと思えるほどの魅力が無いのだ。バンダイナムコのいわゆるガチャ商法がエグいことは、僕も知っている。本作においても健在だ。

強いMSが当たる可能性を大々的に宣伝しておいて、いざガチャを連続で引くと武器やらパイロット専用のおしゃれコーデやらが大量に混入しているのだ。「ガンダムが欲しい」と願って課金して出てきたのが、「グフの手(グフ本体は自分で買ってね)」みたいなことがマジで起きる。そんな酔狂なギャンブルをやるぐらいなら、ボッタのパチンコ店に行く方がまだ期待値が高いよ……。

個人的にはある程度無料で楽しめているので、満足している。ガンダム好きでPS4ユーザーなら、タダなので是非一度やってみてほしい。それにしても、今時こんなごった煮な課金ガチャやってるのもどうかと思う。