参考:Highwa Inn

日本でも食べられるハワイアンフードは多いけれど、日本のハワイアンレストランでは見かけないハワイのソウルフード「ポイ」。今回はハワイでしか食べることができない、大好きな「ポイ」についてお話しします。


ポイの材料はハワイの神聖な植物「タロイモ(カロ)」



最初に「ポイ」とはどのような食べ物なのでしょうか。ポイは「タロイモ(カロ)」をすりつぶした料理ですが、まずはその材料「タロイモ(カロ)」の神話をお話ししましょう。


ハワイの神ワケアとその娘の間に生まれた第一子ハロア・ナカラウパリリという子は死産でした。


その子を丁寧に埋葬しましたが、埋めた場所から芽を出したのが「タロイモ(カロ)」でした。

2人目の子どもは生まれるとハロアと名付けられ、ハロアは全てのハワイ人の先祖になりました。


このためネイティブハワイアンは「タロイモ(カロ)」と人間は兄妹の関係で、「タロイモ(カロ)」は神聖な植物だと信じているのです。


この神聖な植物「タロイモ(カロ)」から作られることからポイも神聖な食べ物とされており、「ポイが食卓に出されているときには言い争いや人を中傷してはいけない」という言い伝えもあるほどです。


「ポイ」とはどんな食べ物なのか



ハワイで「タロイモ(カロ)」はポイにして食べるのが一般的です。

カルア・ピッグの調理でも使う「イム」で蒸した「タロイモ(カロ)」を、水を加えながら専用の石でつぶしてペースト状にしていきます。


この時の水の量で粘りけが変わり、指一本ですくえるものをワン・フィンガーといい、三本使わないとたれ落ちるものをスリーフィンガーといいます。


また、できたてのものはフレッシュと呼ばれ、1日おいて発酵させたものを「デイ・オールド」、さらに2日おいたものはセカンド・ディ・オールドと呼ばれ日数を酸味の目安としています。


これまで僕は色々なレストランでポイを食べましたが、ほとんどのレストランでは「フレッシュ」を提供しているようです。

ただ、閉店してしまったオノ・ハワイアンフードのポイはデイ・オールドのような酸味がありました。


 


これまで食べた「ポイ」のベストは



これまでハワイで食べたポイの中で、クセがなく食べやすいと感じたのは、ワイマナロにあるビーガン・レストラン「アイ・ラブ・ナロ」のポイです。

この時はポイが付いてくる料理を頼んだらライスが付いてきたので、どうしてもポイが食べたくて注文しました。


カイムキのソルトにある「ハイウェイ・イン」のポイも作りたてのようで食べやすかったです。


アラモアナセンターのマカイマーケットにある「ポイ・ボウル」のポイは少し酸味があるので、僕のようにポイとヨーグルトが好きな人にはたまらない味です。


僕が一番美味しいと思った「オノ・ハワイアンフード」は閉店してしまいましたが、「ダ・オノ・ハワイアンフード」の店名で復活しているようです。

厨房で調理しているのも「オノ・ハワイアンフード」の時と同じ調理人だと聞いたので、機会があればまたあの店のポイを味わってみたいですね。


 


ポイを好きだというと必ず帰ってくるのが「味がない」という答えです。最初は僕もそう感じましたが、ハワイ料理の店でライスではなくあえてポイを頼み、おかずと交互に食べていたらやめられなくなりました。日本未上陸のハワイアンフード「ポイ」。あなたもハワイで味わってみませんか。

日本未上陸のハワイのソウルフード『ポイ』