1年前のミラン行きは“失敗”と認めたボヌッチ 「その時の感情がそうさせた」

 今夏の移籍市場において、わずか1年でACミランを退団して古巣のユベントスに出戻り移籍をすることになったイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、昨夏の決断が「怒りに任せたものだった」ことを明かした。ユベントスの入団会見の模様をイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ボヌッチはユベントスでプレーしていた昨年2月に、マッシミリアーノ・アッレグリ監督と采配を巡って対立したことが伝えられた。そうしたなか夏の移籍市場ではあっさりとミラン行きが発表されたが、当時のことをボヌッチはこう語っている。

「1年前にミランへ行ったのは、その時の感情がそうさせたものだった。しかし、怒りに任せた決断というのは正しくなかった。ミランは私についてイタリア国外とのクラブも交渉するチャンネルを持っていたが、いろいろな関係者のおかげで私は家に帰ることができたようなものだ」

 子供の頃からユベントスのファンで、出場停止になった試合ではゴール裏で一緒に応援していたこともあるとされるボヌッチは、1年前の決断が感情的なものであり失敗だったと認めた。そして、ユベントスへの再加入を「帰宅」と表現した。


ガットゥーゾ監督の下でのプレーは「重要なことだった」

 ミランは昨季、開幕から低調で11月にはクラブOBの元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下で再出発する形になった。ボヌッチは「彼(ガットゥーゾ)に指導を受けたことは重要なことだった」とした一方で、「全体的に見れば、ミランのプロジェクトが失敗だったのは全ての人の目にさらされただろう」と、ミランを退団する決意につながったことも明かしている。

 ボヌッチはユベントスが昨年冬にアタランタから保有権を獲得した24歳のDFマッティア・カルダラとトレードの形でユベントスに復帰する。怒りに任せた感情的な移籍を取り戻すためには、プレーで応える必要があると言えそうだ。


(Football ZONE web編集部)

わずか1年でACミランを退団し、古巣のユベントスに出戻り移籍をすることになったボヌッチ【写真:Getty Images】