セーリングの世界選手権女子470級で吉岡美帆(ベネッセ)と組んで日本勢初の金メダルを獲得した吉田愛(同)が11日、開催地のデンマークから帰国して成田空港で取材に応じ、「金メダルは重い。本当にうれしい」と喜びを語った。

 37歳の吉田は昨年6月に長男を出産。2020年東京五輪でのメダル獲得を目標に、昨年10月に競技に復帰したばかりだった。世界選手権での金メダルは「難しいと思っていた」。しかし、吉田の産休中に吉岡が急成長。10歳下の相棒と息がぴったり合い、快挙を成し遂げた。

 吉田は五輪に08年北京大会から3大会連続で出場し、吉岡と組んだ16年リオデジャネイロ大会では5位に入賞。今回の世界一で20年東京五輪では金メダルが視野に入ってきた。「もっとうまくなって、確実にメダルを取れるところまでレベルを上げたい」と意欲を語った。