8月8日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じた、爆笑問題・太田光の裏口入学疑惑。記事によると、太田の父が800万円を支払って、裏口入学ネットワークを使い、太田を日本大学藝術学部に入学させたというのだ。また、合格させるために、入試直前に太田をホテルに缶詰めにして、日大の現役教官が直接指導したとの記述もあった。

 この記事に対し、太田は7日深夜放送のTBSラジオ『JUNK爆笑問題カーボーイ』で猛反論。入試直前に缶詰めにされたことはないと完全否定し、亡き父が不正を働いたかのように書かれたことに怒りをぶちまけていた。

「番組では笑いを交えながら話していたものの、記事に対する怒りは相当なものでしょう。たしかに、裏口入学をしたというイメージを植え付けられたら、今後の仕事にも影響しますしね」(お笑い関係者)

 爆笑問題の所属事務所社長で太田の妻である太田光代氏はツイッターで〈訴えます!民事と刑事両方で。訴えます。残念ながら訴えます。〉〈弊社の顧問弁護士事務所に委託書を出しました。あとは弁護士が書類作成し提出するだけです。迅速な弁護士事務所なので提出までの時間は、大して要しないと思います。〉と、法廷で争うことを宣言した。

「記事が虚偽の内容であれば、確かに名誉毀損になりますが、『週刊新潮』も真実だという自信があるから、この記事を出したはず」

 そう話すのは、とあるベテラン芸能ジャーナリストだ。

「最近の流れとしては、週刊誌が疑惑を報じた後、当事者が否定。すると、週刊誌が第2の矢を放つというパターンが多い。ここでもし『週刊新潮』が決定的な証拠を出してきたとしたら、太田さんサイドはかなり厳しい状況になると思います」(同)

 太田本人がホテルに缶詰めにされたことは否定しているが、太田の知らないところで父が裏口入学を依頼していた可能性もあるだろう。太田は父を信じて完全否定しているが、事実はそうではないかもしれないのだ。

「裏口入学を依頼したと報じられている太田さんのお父さんが亡くなっている以上、この件についての真実を完全に明らかにするのは不可能です。“やったこと”を証明することはできても、“やっていないこと”を証明するのは難しいですからね。でも、『週刊新潮』にとっても、そう簡単な話ではないと思います。どうやって裏を取っているかはわかりませんが、もしも関係者の証言のみがソースだというのであれば、客観的に見て信ぴょう性が高いとは言い難い。もちろん編集部としては絶対的な自信があるとは思いますが、かなり古い話ですし、物的証拠でもない限り、“完全にクロ”とは証明しづらいのではないでしょうか」(同)

 太田光と「週刊新潮」の戦いは、どう進んでいくのだろうか?

「光代社長は民事と刑事で訴えると言っていますが、その結果、故人の名誉をおとしめることになる可能性もあります。もしそうなってしまった時のダメージは、かなり大きい。泥沼化する可能性を考えれば、裁判に持ち込むことは決して得策とはいえませんが、絶対にシロだという完全な自信があるのであれば、正々堂々と戦うという展開もあるでしょう」(同)

 当該記事が掲載された「週刊新潮」は合併号なので、仮に続報が出るとしても2週間ほどの時間が空くということになる。

「次号までの期間に『週刊新潮』と太田サイドの間で、何らかの交渉が重ねられるかもしれません。そこで話がまとまれば、裁判も続報もナシ、ということもあるでしょう」(同)

 続報もなく2週間たてば、世間もこの話題を忘れそう。太田にとっては今度を大きく左右する時間となりそうだ。

『違和感』(扶桑社)