コバチ監督がバイエルンとプレミア勢の補強スタンスの違いに言及

 バイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ監督は、プレミアリーグのクラブが移籍市場で投資した金額がトロフィーを保証することはないと主張しつつ、自身のクラブが静かな夏を過ごしていることについて言及した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 今季からバイエルンを率いるコバチ監督は12日、昨季まで指揮したフランクフルトとのドイツ・スーパーカップに臨む。今季のバイエルンはフリートランスファーでシャルケからドイツ代表MFレオン・ゴレツカを獲得し、ホッフェンハイムからレンタルバックでドイツ人FWセルジュ・ニャブリが復帰しただけで、多くの選手を獲得するには至っていない。ただ、放出したのも先日バルセロナに移籍したチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのみで、クラブとしては昨季の戦力をほぼ維持することに成功している。

 コバチ監督は10日に行われた記者会見に出席。今夏の移籍市場におけるバイエルンとプレミアリーグ勢の違いについて、自身の考えを明かした。

「イングランドにはお金があり、どこのチームも最高の選手を集めようとしている。この事実とバイエルンは大きく違う。我々には投資家もオーナーもいない。ここにはチームのことを知っているエキスパートがおり、彼らが昔からチームを築いてきたんだ。我々は自分たちの考えを保ち続けるだろう。それはバイエルンだけでなく、ドイツの体制自体が変わらないと信じているよ」


フランクフルトの昨季DFB杯制覇で証明

 またコバチ監督は、「大きなお金を費やしたとしても、全てのトロフィーを手にするわけではない」と語りつつ、昨季まで率いたフランクフルトがDFBポカールを制したことについて、「わずかな資金でも達成できることを示している」と強調。お金を使ったからといって、結果は「保証できない」と語っている。

 プレミアリーグの移籍市場のやり方に苦言を呈したコバチ監督は、欧州の舞台で違いを見せることができるのだろうか。


(Football ZONE web編集部)

バイエルンを率いるコバチ監督【写真:Getty Images】