オートモビルカウンシル2018は国産車メーカー、輸入車メーカー、そしてヘリテージカー販売店が一堂に介し、時代を飾った名車と出会えるイベント。自動車メーカーそれぞれ歴史を感じられる展示に加えて、ヘリテージカー販売店による即売会も開催。まさに過去の名車から現代へとつながる、日本自動車文化の軌跡そのものと言えるでしょう。

ここでは、販売されていたヘリテージカーの中から1960年代日本が元気だった高度経済成長期に誕生した4モデルを紹介しましょう。

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まずは、1968年式のトヨタスポーツ800です。ヨタハチの愛称で親しまれているコンパクトスポーツカーがトヨタスポーツ800。クーペだけでなく、マツダロードスターRFのようなタルガトップも用意していました。

790ccの水平対向2気筒エンジンを搭載し、FRのレイアウトを採用。航空機のような徹底的な軽量化と空気抵抗を抑えたボディはモノコック構造を採用。車両重量は580kgという軽量を実現。販売価格は602万円です。

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続いてはヨタハチのライバルと言われていたホンダS600です。ホンダの小型スポーツカー、Sシリーズの第2弾として1964年に登場しました。

エスロクの愛称で呼ばれるS600は当時のF1用エンジンと同じ設計を取り入れた超高回転型エンジンを搭載。当時の国産車としては珍しいDOHCと4連キャブを装着していました。当時の価格は50万9000円でしたが、今回販売された1964年式S600の価格は650万円と新車時の10倍以上まで高騰しています。

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国民車のパイオニアと呼べる存在がスバル360です。エンジンをリアに搭載し、後輪を駆動させるRRの駆動方式を採用し、コンパクトなボディながら4人が乗れるキャビンを確保し大ヒットモデルとなりました。

ボディは航空機技術を応用したモノコック構造を採用。またサスペンションは日本で初めてトーションバー・スプリングを採用するなど革新的な技術が盛り込まれています。今回販売されたヤングSSは36psを発生するエンジンを搭載したスポーツモデルで、1969年式が260万円で販売されていました。

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かつて日産を代表する高級セダンだったセドリックです。このセドリックスペシャルは1964年に開催された東京オリンピックで聖火を運んだクルマとして知られています。このスペシャルはカスタムと呼ばれるモデルのホイールベースを延長したモデルで、戦後国産車初の3ナンバー普通乗用車として登場。

50型と呼ばれるセドリックスペシャルはその後プレジデントへと進化していきます。出展されていたのは1964年式のセドリックスペシャルで価格は825万円でした。

(萩原文博)

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