時代と共に新しい店が次々と誕生し、新旧が入り混じる新たな美食文化を形成している神楽坂。20年以上前に、神楽坂通りを一歩入った路地裏の芸者新路にオープンしたのが「神楽坂SHUN 本家」。

【写真を見る】格子戸がおしゃれな掘りごたつ式のテーブル席。カウンター席もあり、オープンキッチンの様子が間近に見える

竹林や黒壁に囲まれた趣ある店構えは、一見すると小料理店を思わせる佇まいだが、敷居の高さを感じることなく、和の熟練職人が腕を振るう本格和食を味わえる。伝統的技法はそのままに、この店ならではの新たな発想を加えた創作和食は逸品ぞろいだ。

■ 喉越し爽やかな夏酒をたしなむ

「神楽坂SHUN」には日本各地の蔵元による少量生産の希少な地酒がそろう。夏酒の中でも評判の高いのが、山形県・冨士酒造の人気ラベル、栄光富士 七星(純米吟醸)90mlグラス604円。気温が上昇するにつれ、常時15種をそろえる日本酒のラインアップにさまざまな夏酒が加わる。好みの銘柄を見つけたいなら、日本酒3種を飲み比べできるお得な利き酒セット1458円を。この店には隠し酒もあり、日本酒の高級銘柄を格安で味わえることがあるので、こっそりスタッフに聞いてみては?

■ 職人が吟味する旬の食材は逸品ぞろい

さらなるこだわりは、店名の由来ともなった“旬”の食材。「職人自らが日本全国を巡って良質な食材を厳選しています。お造り(2~3人前2138円)として提供する魚介類は、香川を訪れた際に親しくなった漁師から、その日の朝に、高松漁港で水揚げされた鮮魚を直送してもらっています。稀少な島根産のかつべ牛や鹿児島産の知覧どりは、オープンキッチンで焼き上げる炭火焼きが好評です」と店長の小原幹也さん。

定番料理のほか、旬のおすすめとして登場する黒板メニューがあり、夏から秋にかけて「“旬”の鮎の塩焼き」972円がお目見え。ブランド鮎を厳選し、国産飼料で手間暇かけて育てた若武者鮎を和歌山県から取り寄せている。

■ 季節の食材を使った月替わりメニューで旬を味わう

そのほか、季節食材を使った20種類以上の月替わりメニューが並ぶ旬の献立表も。山形県産の和牛を使った「和牛ローストビーフと丸茄子のサラダ仕立て」1296円や「生麩の田楽」810円が6月の旬の献立に登場。

7~8月には、さまざまな夏酒や旬の夏野菜メニューを堪能できるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。(東京ウォーカー・東京ウォーカー編集部)

行燈が灯る情緒漂う石畳のアプローチを抜けると、店内入口の扉が現れる