昨季加入した「9番」のアンドレ・シルバに見切りをつけて放出へ

 ACミランのポルトガル代表FWアンドレ・シルバは、加入からわずか1年での退団が決定したようだ。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ミランは1年前、中国資本への株式売却で得た資金で前線の補強に動いたが、その時に獲得したのがシルバだった。当時21歳のアタッカーはポルトガルの名門ポルトから移籍金3800万ユーロ(約49億円)で5年契約を結び、エースナンバーの「9番」も渡された。

 しかし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ではグループステージでのハットトリック達成などの仕事をしたものの、リーグ戦はわずか2ゴール。それも、初ゴールがリーグ第28節で、期待された得点源としての働きは見せられなかった。

 そうした状況に、米ファンド「エリオット・マネジメント」に経営権が移行して元鹿島アントラーズMFレオナルド氏も強化部入りしたミランはシルバに見切りをつけたという。すでにセビージャへの移籍で基本合意し、残すは最終交渉のみ。1年間は期限付きで、買い取り義務が付く完全移籍に近い形での放出になるという。

 ワールドカップ欧州予選ではユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウドの欠場時に「7番」もつけ、ロナウドも後継者として指名したとも言われるシルバだが、セリエAの舞台で直接対決をすることなくスペインへと去っていくことになりそうだ。


(Football ZONE web編集部)

アンドレ・シルバは、ミラン加入からわずか1年での退団が決定したようだ【写真:Getty Images】