Image: NASA Goddard/YouTube

地球から出発する方向がカギです。

前人未到の星、太陽。今月NASAは、宇宙探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」を宇宙へ飛ばし、太陽と金星の周回軌道をグルグル回りながら太陽を観察します。太陽の表面から590万kmまでの距離までしか近付けないというのに、そこは摂氏1370度の世界が広がっているのです。

そんな太陽は地球から肉眼で確認できますし、近い星のように感じますよね。では木星と比べると、どっちへ行くのが楽チンだと思いますか?

答えは次の映像でどうぞ。

答えは木星でした。太陽に到達するには、木星に行く55倍のエネルギーが必要になってしまうのだそうです。

それは地球が、太陽の周囲を時速約10万8,000km(秒速約30km)公転しているから(このおかげで太陽の引力に引き込まれることがないのです)。なのでもし太陽に真っ直ぐロケットを飛ばしても、その勢いが付いているので斜めに放り投げられてしまうのです。もし地球の公転の勢いを消すよう、公転と逆方向に打ち上げようとしたって……打ち上げ速度+秒速約30kmが必要なので大変です。

「パーカー・ソーラー・プローブ」は公転速度に逆らわず飛ばし、太陽の回りを時速約69万2020kmで飛来していきます。そんな超高速で、どんな記録をゲットしてくるのでしょうか? ついでに金星もいろいろ調べて欲しいですね。

Source: YouTube
Reference: Wikipedia