【モスクワ時事】ロシアの首都モスクワで11日、日ロ交流年の行事の一つとして、ロシアで初めて日本の伝統文化の流鏑馬(やぶさめ)が披露された。観客からはその妙技に大きな拍手と歓声が上がった。

 流鏑馬は小笠原流弓馬術の射手らが参加してモスクワの中央競馬場で実施され、主催者によると、1万人以上が集まった。「ジギトフカ」と呼ばれるロシアの伝統騎馬行事も併せて行われた。小笠原流宗家の小笠原清忠氏は「(流鏑馬が)日ロの交流に役立てばうれしい」と語った。

 男性技師のデニス・バシュクさん(30)は「技も素晴らしいが、衣装など日本の伝統を守っているところが気に入った。互いの文化を知ることは友好につながるので、このような機会は有益だ」と笑顔を見せた。

 日ロは2016年の首脳会談で、18年を日ロの交流年とすることで合意した。 

〔写真説明〕ロシアで初めて披露された流鏑馬(やぶさめ)=11日、モスクワ

ロシアで初めて披露された流鏑馬(やぶさめ)=11日、モスクワ