▽11日に豊田スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第21節の名古屋グランパス(18位/勝ち点16)vs鹿島アントラーズ(7位/同29)は、ホームの名古屋が4-2で勝利した。

▽名古屋は、負傷欠場が続いたエドゥアルド・ネットがスターティングメンバーに復帰。対する鹿島は、昌子とクォン・スンテが負傷欠場となり、今夏加入のチョン・スンヒョンと曽ヶ端が引き続きスタメン入りを果たした。

▽過去の豊田スタジアムで最多4万3579人の観客を集めた試合は、アウェイの鹿島が積極的な入りを見せる。だが、名古屋も前田の切り崩しを軸に反撃。その中で得点源のジョーにボールを多く集めていく。

▽鹿島は15分、敵陣左サイドでエドゥアルド・ネットの横パスを土居がカットしてショートカウンター。鈴木がその流れから生まれたこぼれ球に反応するが、左足のシュートを枠に飛ばすことができない。

▽名古屋は27分、前田に決定的なシーン。バイタルエリア中央でジョーの正確なポストプレーに反応した前田がボールを受け、迷いなく左足を振り抜く。だが、惜しくも左ポストの外側に嫌われてしまう。

▽それでも、33分にエドゥアルド・ネットのプレスからジョーがボールを拾い、ボックス左の前田にパス。リターンパスが相手に当たってこぼれると、これに反応したジョーが右足で沈め、名古屋が先取する。

▽1点ビハインドの鹿島は47分、エースの鈴木に決定機。敵陣中央からドリブルを仕掛けてボックス内に持ち込み、左足のシュートを放つ。だが、ここは丸山のカバーリングに阻まれ、同点機を逸する。

▽その直後にも鹿島が攻勢。ボックス右の遠藤がシュートの形に持ち込むが、ここも枠に飛ばせない。だが、50分、鈴木の縦パスに反応した土居がボックス左から左足のシュートを決め、試合を振り出しに戻す。

▽追いつかれて嫌な空気が漂う名古屋だが、失点直後の51分に再び勝ち越す。ボックス左のスペースでボールを受けた金井がカットインして右足のコントロールショットをゴール右隅に。名古屋が再びリードする。

▽またも追う展開を強いられた鹿島だが、70分に安部を追い越してボックス右にパスを引き出した西が金井のファウルを受けてPKのチャンスを獲得。これを鈴木が確実に決め、再び試合をイーブンに戻した。

▽逃げ切れない展開が続く名古屋だが、81分に三度勝ち越す。ボックス手前から前田が放った左足シュートはGK曽ヶ端に弾かれたが、こぼれ球を拾った金井が右足で狙う。これが決まり、名古屋が3度目のリードを手にする。

▽さらに、後半アディショナル2分に前田がトドメの一発を決めた名古屋が鹿島の反撃を振り切り、シーズン初の3連勝。名古屋の攻撃力に屈した鹿島は、2試合ぶりの黒星を喫している。
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