コーナーキックからのワンチャンスを生かして鳥栖が競り勝つ

 サガン鳥栖が浦和レッズをホームに迎えたJ1第21節は、コーナーキックから決勝点を奪った鳥栖が1-0で勝利。注目のFWフェルナンド・トーレスは不発も、残留争いのなかで貴重な勝ち点3を奪い取った。

 鳥栖はFW小野裕二が出場停止から復帰し、FWフェルナンド・トーレスとFW金崎夢生の背後に構える4-3-1-2でスタート。浦和は4試合連続で全く同じスタメンを並べた。

 全体的に浦和がボールを持ち、鳥栖が待ち構える構図で試合が進んだ。そのなかで浦和は前半19分にFWファブリシオ、鳥栖は同27分に金崎が際どいコースへのミドルシュートを放ったが、鳥栖GK権田修一と浦和GK西川周作がファインセーブで弾き出した。浦和は同28分にもMF武藤雄樹がゴール正面で左足シュートを放つチャンスを迎えたが、ボールはクロスバーを直撃。どちらも得点を挙げられずに0-0で前半を終えた。

 後半も浦和がボール保持率を高めるなか、鳥栖のセットプレーがゴールをもたらした。後半8分、MF原川力がファーサイドに上げたストレート系のコーナーキックにMF高橋秀人が走り込んでヘディングシュートを決め、先制点を挙げた。

 注目のトーレスは同15分に見せ場を作る。浦和MF青木拓矢が自陣の左サイドで不用意にボールを保持するとトーレスが一気にプレス。そのままボールを奪い取り、ペナルティーエリア内に侵入。ゴール前でフリーの金崎にラストパスを通した。しかし金崎はこのパスをトラップミスし、強引に放ったシュートも西川にブロックされてゴールはならず。追加点の大きなチャンスを逸した。

 浦和は同20分、MF阿部勇樹とDF森脇良太を同時に投入。阿部はこれで史上4人目で最年少のJ1通算550試合出場を達成した。さらに同30分にはFW李忠成もピッチに送り込んだが、最後まで鳥栖ゴールをこじ開けることはできずに試合終了。前節のV・ファーレン長崎戦に続く無得点で0-1の敗戦を喫した。一方の鳥栖は2連勝を飾り、J1残留争いの渦中で貴重な勝ち点3を得た。(Football ZONE web編集部)

前節のV・ファーレン長崎戦に続く無得点で0-1の敗戦を喫した浦和【写真:Getty Images】