▽2018-19シーズンのプレミアリーグ開幕節、ウォルバーハンプトンvsエバートンが11日に行われ、2-2のドローに終わった。

▽昨季、チャンピオンシップ(イングランド2部)優勝チームのウルブスと、昨季8位のエバートンによるポルトガル人指揮官同士の一戦。久々のプレミア復帰となるウルブスは今夏の移籍市場でポルトガル代表の守護神と司令塔であるルイ・パトリシオ、モウティーニョ、ジョニーやラウール・ヒメネスら実力派の新戦力を補強。今回の開幕戦にはその新戦力を先発で起用してきた。

▽一方、前ワトフォードのマルコ・シウバ監督を新指揮官に据えたエバートンもバルセロナからミナ、ディーニュ、アンドレ・ゴメスの3人にベルナールやリシャルリソンなど積極補強を敢行。ただ、今回の開幕戦はリシャルリソンを除き昨季の主力を起用してきた。

▽立ち上がりから拮抗した展開が続く中、エバートンの新戦力が早速魅せる。17分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのベインズがクロスを入れると、ゴール前でマイケル・キーンが競ったこぼれ球にいち早く反応したリシャルリソンがゴールに蹴り込んだ。

▽新エース候補のリシャルリソンの移籍後初ゴールで先手を奪ったエバートンはその後も安定した試合運びを見せる。しかし、このまま1点リードでハーフタイム突入と思われた40分にアクシデントが発生。最終ラインのパス回しでコントロールミスを犯したジャギエルカがこぼれ球に反応したジョッタに足裏を見せたタックルを見舞い、一発レッドで退場に。さらに、このファウルで与えたボックス手前のFKをネヴェスに見事な右上隅への直接FKで決められた。

▽1-1のスコアで折り返した試合は数的優位を得たホームチームが立ち上がりから押し込んでいく。だが、ジャギエルカ退場後にシグルドソンを下げてDFホルゲイトを投入したエバートンも[4-4-1]の組織だった守備ブロックで失点を許さない。

▽すると67分、左サイド深くに持ち込んだリシャルリソンがトスンとのワンツーでボックス左に抜け出すと、相手DFの股間を抜く見事なグラウンダーのコントロールシュートをゴール右隅に流し込み、新星のこの試合2点目で10人のエバートンが勝ち越しに成功した。

▽一方、10人相手にホームで負けられないウルブスは積極的に攻撃的なカードを切ってここから猛攻に打って出る。すると80分、相手陣内左サイドでボールを持ったネヴェスからの絶妙なクロスに反応したヒメネスが泥臭くヘディングシュートを右隅に流し込み、同点に追いついた。その後、互いに中盤が間延びした中でカウンターの応酬となったものの最後の場面で決め手を欠き、試合はこのまま2-2でタイムアップ。

▽10人相手のホームゲームで勝ち切れなかったウルブス、2度のリードを守れなかったエバートンと互いに消化不良の形で初戦を終えることになった。
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