住野よる氏のベストセラーが原作で、昨年夏に興行収入35.2億円の大ヒットを記録した映画『君の膵臓をたべたい』。19日(日、テレビ朝日系)の地上波初放送を前に、ヒロインの山内桜良を好演、現在公開中の『センセイ君主』でもヒロイン役を務めた浜辺美波が、焼肉店で牛の「膵(すい)臓」=シビレに初挑戦した。


 「君の膵臓をたべたい」ならぬ「君と膵臓をたべたい」と焼肉店にやってきた浜辺。焼肉は大好きで「打ち上げで焼肉をリクエストすることもあります」と言うほど。


 実は『君の膵臓をたべたい』劇場公開時にもシビレを食べたいと焼肉店を訪ねたことがあったそうだが、希少部位のシビレがお店になく断念。今回、地上波初放送が決定したことで、思わぬ形で浜辺の“シビレ初体験”が実現することになった。

 目の前で焼かれるシビレを見ながら、「映画のタイトルを初めて聞いたときはインパクトが強いショッキングなタイトルだと思いましたが、今はそれが素敵な言葉だと思っています」と笑う浜辺。自身が演じた桜良という少女については、「明るくて元気なひまわりのような女の子。自分とは少し違うので憧れながら演じました」と思いを語った。


 そして、焼きあがったシビレを前に「ついにこの日が来ました!」と箸を手にした浜辺。初めて味わう膵臓=シビレの感想は? 浜辺のみごとな“食レポ”にも注目だ。なお、この映像は、『君の膵臓をたべたい』テレビ朝日公式HPのほか、YouTubeでも見ることができる。


■「たくさんの方に見て頂きたかった作品」地上波初放送に浜辺も大感激

 膵臓の病で余命わずかな女子高生ヒロインと、そのことをクラスでただ一人知る読書好きで目立たない青年の心の交流を、原作にはない12年後の現在の物語を織り交ぜつつ描き出した映画『君の膵臓をたべたい』。


 「とにかくたくさんの方に見ていただきたかった」という浜辺は「劇場公開中も見られる映画館が少なくなっていくことがとても寂しかった」と思うほどだったという。それだけに「思っていたよりも早いタイミングで地上波でお届けできるというのが、すごく嬉しくて。ご家族そろって見ていただいて、1週間が始まる月曜日を迎えるエネルギーにしていただきたいですね」と浜辺。


 浜辺自身もテレビはドラマを録画して何度も見るほど好きだそうで、「『相棒』や『科捜研の女』は再放送も録画して見ています。あまりに見過ぎて最初の5分ぐらいで犯人がわかってしまうのですが、それでも面白くて最後まで見ちゃいます(笑)」。


 そんなテレビで映画を見ることについては「映画館とは違ってお部屋なら言葉を交わしながら見ることができますからね。この作品もご家族やご友人などと一緒にご覧になって思いを共有していただけたら、と思っています」と楽しみ方も語った。


【浜辺美波 コメント】

 どんなときも明るく笑っている桜良と、教室などの隅っこにいる【僕】のお話ですが、それぞれにかけがえのない存在になりながら、当たり前の日々を過ごしていく、とても綺麗なお話です。高校生のお話かと思いきや、12年後のことも描かれていて年齢を重ねた方が見ていただいても懐かしく、胸が温かくなるような思いを感じていただけると思います。人を思うことで起こる奇跡を感じていただけたら…。みどころは全部ですね(笑)。


 私自身、この作品では役に心から寄り添いたいと感じました。桜良の役作りは原作を何度も読み直し、監督ともお話をさせていただき、必死に頑張りました。これからも役の気持ちや感じ方に寄り添いながら表現していける女優さんになりたいですね。

 共演の北村さんは、控えめでとても気遣いをされる方でした。一緒に作品のプロモーションで各地を回らせていただいたのですが、あらすじの説明などは北村さんが全部やってくださって頼りになりました。映画の【僕】よりしっかりした頼れる人でした(笑)。


 今回の放送はご家族の皆さんが集まって見ていただけたらと思います。見終わった後におじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、息子さん、娘さんで感想を話し合っていただけると、もっと深く映画を感じて楽しむことができるので、ぜひそのようにして楽しんでいただきたいですね。


■『君の膵臓をたべたい』あらすじ

 母校の教師となった【僕】(小栗旬)は、授業を聞いていない生徒をろくに注意することもなく、机の引き出しには「退職願」を忍ばせるなど、どこか無気力な日々を送っていた。そんなある日、老朽化した図書室が再建されることになり、高校時代図書委員だった【僕】は半ば無理やり蔵書の整理を任されてしまう。

 一緒に整理する教え子との何気無い会話から、自分が在校生だった頃、図書委員として蔵書の整理をしていた頃を思い出す【僕】。そう、整理をしたのは僕ともう一人…。


 高校時代、【僕】(北村匠海)は病院のロビーで「共病文庫」という闘病日記を拾う。ふと読んでみると、重い膵臓病で余命はわずか、という衝撃の事実が。と、そんな【僕】に「それ、私の」と声をかけたのがクラスメイトの桜良(浜辺美波)だった。読書好きで自分の殻に閉じ籠ってばかりの【僕】とは対照的に、明るく元気で愛くるしい桜良が膵臓病?にわかに信じられない【僕】だが、桜良は屈託のない笑顔で「死んじゃうよ」と明るく言い放つ。

 以来、【僕】はあくまでも元気な桜良に引っ張られるように、彼女の「死ぬまでの思い出作り」を手伝うことになる。図書室での本の整理はもちろん、休日にスイーツのお店へ行ったり、果ては親に内緒のお泊まり旅行に連れ出されたり…。とはいえ、その関係は恋人ではなく、仲の良い友人。桜良は【僕】を「仲良し君」と呼び、【僕】も友人としての距離を保ちつつ、これまでの自分の生活にはなかった活発な付き合いに次第に喜びを感じるようになる。しかし、そんな明るい日常とは裏腹に桜良の死は確実に近づきつつあった…。


 桜良の死から12年、結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(北川景子)もまた、桜良と過ごした日々を思い出していた。その恭子からの披露宴への招待状になぜか返事ができない【僕】。しかし、あることをきっかけに桜良が12年の時を経て伝えたかった本当の想いを2人は知ることになる。初めて明らかになる亡き桜良の真の想いとは?

■キャスト

山内桜良:浜辺美波

【僕】 :北村匠海

恭子  :大友花恋

ガム君 :矢本悠馬

委員長 :桜田通

栗山  :森下大地

宮田一晴:上地雄輔

恭子(12年後):北川景子

【僕】(12年後):小栗旬


(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社


8/19(日)23:15~【WEB最速】劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』公開記念特番