▽インターナショナル・チャンピオンズカップ2018のアトレティコ・マドリーvsインテルが11日にワンダ・メトロポリターノで行われ、インテルが1-0で勝利した。

▽今シーズンのICC最終戦となる今回の一戦。ここまでPK戦の1勝、1敗で勝ち点2のアトレティコは来週ミッドウィークにレアル・マドリーとのUEFAスーパーカップを控える中、開幕前最後のテストマッチに臨んだ。アジアツアーの2試合をほぼカンテラーノで戦ったシメオネ監督だが、今回の試合ではGKにオブラク、最終ラインにフアンフラン、ヒメネス、ゴディン、フィリペ・ルイスを起用。さらに中盤はトーマス、コケ、サウールに新戦力のレマル、2トップにコレアとジエゴ・コスタが入った。

▽一方、ここまで1勝とPK戦の敗戦で勝ち点4のインテルは今節、3点以上を奪って勝利できれば、今大会の優勝が決まるという相手に比べて重要な一戦に。スパレッティ監督はGKにハンダノビッチ、最終ラインにダンブロージオ、ミランダ、シュクリニアウ、ダウベルト・エンリケ。中盤はヴェシーノとブロゾビッチの2センターに2列目はアサモア、ラウタロ・マルティネス、ポリターノ、1トップにイカルディを起用した。

▽共に開幕直前の日程ということもあり、親善試合とは思えないインテンシティで試合に入る。11分にはアサモアからパスを受けたイカルディがボックス右でGKと一対一になるが、ここは名手オブラクの好守に遭う。さらに14分にはブロゾビッチがエリア外から強烈なミドルシュートを放っていった。

▽コンディション面で勝るインテルペースで試合が進む中、31分にスーパーゴールが生まれる。左サイドでボールを持ったアサモアからゴール右のスペースへ鋭いクロスが入ると、これに反応したL・マルティネスが角度のないところから見事なジャンピングボレーで合わせ、名手オブラクも全く反応できない圧巻の先制点が生まれた。

▽ホームで先制を許したアトレティコもすぐさま反撃に出ると、43分にはボックス手前でボールを奪い返したコケのスルーパスに反応したコレアが冷静にゴールネットを揺らす。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、コレアがオフサイドと判断され、ゴールは取り消しに。そして、インテルの1点リードで前半は終了した。

▽迎えた後半、アトレティコはヒメネス、トーマスに代えてロドリゴ・エルナンデスとサビッチを投入。ジエゴ・コスタの強引な突破や波状攻撃で同点を目指すも、54分にボックス内でフアンフランが得た決定機は相手DFの決死のブロックに遭う。すると58分にはセットプレーからインテルに決定機も、L・マルティネスのヘディングシュートはわずかに枠の左に外れた。

▽その後、60分過ぎには両チームが大量の選手交代を行い、インテルはデ・フライやボルハ・バレロ、カラモー、ジョアン・マリオを投入。対するアトレティコはカリニッチ、ジェウソン・マルティンス、アリアスの新加入3選手にW杯優勝のグリーズマンとリュカがピッチに送り出される。

▽この交代をキッカケにホームのアトレティコはグリーズマンやジェウソン・マルティンスの個人技を生かして幾度も決定機に迫るが、最後の場面で粘るインテル守備陣をなかなか崩し切れない。89分にはジェウソン・マルティンスの右サイド深くからのクロスをゴール前に走り込んだビトロがピッチに叩きつけるヘディングシュートで枠に飛ばすが、GKハンダノビッチのビッグセーブに阻まれ万事休す。

▽新星L・マルティネスのスーパーゴールで勝ち切ったインテルが今大会を3位で終えることになった。
サムネイル画像