子役

(Tsuyoshi_Kaneko/iStock/Thinkstock)

日本では子役が話題になることが多く、テレビ業界ではなくてもキッズファッションモデルとして、ミュージカルでも熾烈な親・子役同士の場の奪い合いが起きています。

そんな子役たちは、本人の意思で仕事をしているのでしょうか?

◾️親のやらせたいという思いが強い

子役という定義に明確なものはありませんが、5歳くらいから12歳(中学校前)を子役と呼ぶことが多くなっています。

これくらいの年齢というのはまだ自分の明確な判断力というものはなく、親の言葉が正しいと判断しているものです。ですので、その本人が完全に自分の意思でやっているかという部分についての判定は難しいものがあります。

私の経験では、子役の親御さんが自分が果たせなかった夢を自分の子供に託すというパターンも多く見てきました。

◾️子供が嫌がっている場合もある

物事の分別がつかない子供は親が言うことを受け入れます。というよりも、「それが正しい世界だ」「うちはそういう家だ」と感じていますので、思春期を迎えるまではそれを否定しません。

爆笑問題の太田さんの言葉で「子役は大成しない」というものがありますが、私が考えるに、自分でも嫌かやりたいかをわかっていない子供が他の夢が次第にでてきたり、親のエゴをなんとなく感じた時にテンションが下がってしまうのでしょう。

◾️嫌でもやらせるのが正解なのか?

(©ニュースサイトしらべぇ)

例えばスポーツ選手を例にとってみますと、ゴルフのプロは小さい頃から半強制的にゴルフを親に教えられて、嫌と楽しいの狭間で育ち、気がつけば鍛えられています。

これを親のエゴと呼ぶのか本人の意思とするのかの判定はできませんが、少々子供がそれをするのを嫌がっても説得し、夢とさせていくのも教育とも言えます。

芸能業もこういったスポーツ選手と全く同じですが、やはり思春期を迎えると周囲の普通の友達が羨ましく見えたり、ほかの夢を持つことも十分に考えられます。

◾️毒親に育てられた思う?

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,371名に調査した結果。およそ2割が「毒親に育てられた」と回答しました。

(©ニュースサイトしらべぇ)

親に育ててもらっていることに感謝を感じるか、それともマイナスのイメージを持つかは十人十色です。子供が嫌がっているのを知っていてもやらせることが成功につながる場合もあります。

しかし、明らかに親のエゴだということを分別のつかない子供にやらせるのが正しいのかには私自身は疑問を感じてしまいます。

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(文/しらべぇ編集部・小川 満鈴(おがわん)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名(有効回答数)

ドラマや映画に欠かせない子役俳優 その仕事は自らの意思か親のエゴなのか?