イニエスタが3試合目でJリーグ初得点、新加入の古橋も追加点を奪取

 J1ヴィッセル神戸は11日のリーグ第21節ジュビロ磐田戦に2-1で勝利。今夏に加入した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが初共演を果たし、背番号8にJリーグ初ゴールが生まれるなど充実のゲームとなったが、試合後にクラブ関係者がアップした写真に海外メディアも反応し、「イニエスタはとてもハッピー」と報じている。

 今季主将に就任したポドルスキは左足負傷から復帰した一方、イニエスタも第18節柏レイソル戦後にスペインに一時帰国していたが3試合ぶりに出場。神戸は4-3-3システムを採用し、イニエスタとポドルスキを両インサイドハーフで起用したなか、ワールドカップで世界一を経験した二人の連係から先制ゴールが生まれる。

 前半15分、右サイドからカットインしたポドルスキの縦パスにイニエスタが反応。ボールを受けると同時に鋭い反転でマーカーの磐田DF大井健太郎を置き去りにして地面に転倒させると、飛び出した相手GKカミンスキーもかわして冷静にゴールネットを揺らした。

 さらに、後半11分には敵陣でイニエスタがパスを出すと、ワンタッチでDF大﨑玲央、FWウェリントンとつながり、ブラジル人助っ人は右足アウトサイドでダイレクトパスを新加入のFW古橋亨梧につなぐ。抜け出した古橋はペナルティーエリア内に侵入すると、冷静にゴール右隅に流し込んで2点目を奪った。


試合後のイニエスタと古橋の2ショットが話題に

 ポドルスキの復活、イニエスタのJ初ゴールなど、今後のさらなる飛躍を感じさせる充実の内容となったが、神戸代表取締役社長の立花陽三氏は試合後にツイッターを更新。「初ゴールコンビ たくさんの応援ありがとう御座いました!!」と綴り、この日のスコアラーとなったイニエスタと古橋がロッカールームで笑顔とともにサムアップする2ショットを公開した。23歳の古橋は今年8月に神戸に加入するまで、J2のFC岐阜に所属。対するイニエスタは名門バルセロナで長年活躍し、2010年南アフリカ・ワールドカップではスペイン代表を世界一に導いており、なんとも“ジャパニーズドリーム”な一枚となっている。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」の公式ツイッターも、イニエスタと古橋の2ショットを引用しつつ、「アンドレス・イニエスタは日本での初ゴールとヴィッセル神戸の勝利を手にし、ドレッシングルームでとてもハッピー」とその模様を伝えた。

 イニエスタ、そして主将ポドルスキに導かれるように、上昇気流に乗っている神戸。後半戦の主役の一角を担うのは間違いなさそうだ。


(Football ZONE web編集部)

磐田戦でJリーグ初ゴールをマークしたイニエスタ【写真:Getty Images】