東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催している日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)94」が12日に最終日を迎え、会期中最多の21万人が来場した。3日間の来場者数は約53万人で、昨年夏の「コミケ92」の50万人を上回った。

 最終日の12日は、コミケで最も来場者が多いとされる日で、「アイドルマスター」や恋愛ゲームなど1万1500サークルが出展。開場と同時に多くの来場者が目当てのブースに急ぎ、スタッフから「危ないから走らないでください!」と注意されるなど混雑した。気象庁が発表した同日の東京都内の最高気温は30.6度で、初日、2日目と比べると過ごしやすかったものの、変わらず日差しは強く、昼過ぎには床に座って休みを取る人の姿も目立った。

 次回のコミックマーケット95は、12月29~31日に東京ビッグサイトで開かれる予定。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されており、17年夏は50万人、同年冬は55万人が来場した。個人が同人誌を販売する一般ブースが中心だが、アニメなどの商業作品を扱う企業も出展。さらに大勢のコスプレーヤーが参加することも人気となっている。近年は歌手の小林幸子さんや「T.M.Revolution」の西川貴教さん、タレントの叶姉妹などの芸能人も参加し、話題を集めている。

多くの人でにぎわった日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット94」の最終日の様子