大阪桐蔭は高校野球の盟主として圧倒的な強さを誇る。08年夏、12年春夏、14年夏、17年春、18年春と最近10年で6度の全国制覇。100回選手権記念大会の今夏は高校野球の歴史で史上初となる2度目の春夏連覇を目指す。黄金期の真っただ中で部内競争は激しい。高校野球関係者が「大阪桐蔭の控えは他校に行けばエースや4番の素材がゴロゴロいる」と言わしめるほどだ。

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 オリックスの澤田圭佑投手もその1人だ。エース・藤浪を擁して春夏連覇を達成した12年。澤田は背番号「10」をつけた2番手投手だった。だが、その実力は全国レベルだ。大阪大会では不調の藤浪より多い5試合に登板。大阪桐蔭を卒業して立大に進学すると1年から先発陣に割って入り、4年時には主将を務めた。六大学通算22勝。16年にドラフト8位でオリックスに入団すると、2年目の今季は自己最多の29試合に救援登板で3勝0敗5ホールド、防御率2.15の好成績を残している。

 昨秋のドラフトで楽天に育成ドラフト3位で入団した中村和希外野手は大阪桐蔭在学中、ベンチ入りもなかなかできなかった。西武・森友哉捕手と同学年でチームは高2、高3と甲子園に4季連続出場したが、中村はスタンドから仲間に声援を送っていた。天理大ではリーグ戦で4年春に規定打席に到達して打率・294をマーク。左打者で広角に力強い打球を放つ打撃を評価され、楽天に指名された。

 大阪桐蔭は今夏も根尾昂内野手、藤原恭大外野手、柿木蓮投手、横川凱投手、中川卓也内野手、山田健太内野手とドラフト候補のタレントがズラリとそろっている。だが、野球人生で素質や才能が花開く時期や伸びしろは個々によって違う。スタンドで「最強軍団」の仲間たちに声援を送る無名選手が、数年後にプロで活躍しても決して不思議ではない。

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[文/構成:ココカラネクスト編集部]

大阪桐蔭は控えも凄い ベンチ外からプロ野球に入団した選手も