「輸入車は国産車に比べて価格が高くて…。」という理由で、購入をためらっている方は多いでしょう。でも、あなたが新車の購入に200万円程度を予定しているなら、中古にはなりますが、国産車とはまた違った魅力を持つ輸入車も選択肢に入れることができます。次の愛車には、中古の輸入車も候補に入れてみてはいかがでしょうか?文・立花義人

中古輸入車の購入を考える前に

特徴あるデザイン、優れた高速性能、ハンドリングやブレーキのしっかり感。輸入車には、国産車とは違う魅力や特徴、そしてプレミアム感が備わっています。しかも中古車は、新車からの値落ち幅が大きく、消費者心理に重要な買得感もついてきます。

予算200万円というと、国産車の新車なら、トヨタ アクアや日産 ノート e-POWER、ミニバンではトヨタ シエンタ、SUVではホンダ ヴェゼルなどが候補になると思います。では輸入中古車で、3年落ち以内、低走行、保証付という内容で選ぶと、どんなクルマがあるのでしょうか?

①VW ゴルフ TSI
VW ゴルフ TSI コンフォートライン

VW ゴルフは、欧州のCセグメントに位置する大衆車で、スバル インプレッサスポーツや、マツダ アクセラスポーツが同じクラスのライバルにあたります。

日本で販売されるゴルフのベーシックグレードのTSIなら、新車価格253.9万円のエントリーグレードはもちろん、上級グレードのコンフォートラインやハイラインも、200万円の予算で探すことが可能です。

エクステリア・インテリアともシンプルで落ち着いたデザイン、適度な硬さのサスペンションや長距離でも疲れにくいシート、7速DSGと組み合わされたダウンサイジングターボエンジン、各部の質感など、大衆車とはいえレベルの高い作りのクルマであることを実感できます。

②プジョー 308 アリュール
プジョー 308 SW

プジョーのコンパクトカー308は、2013年に2代目となり、2014年には「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得しています。

308には、ベーシックグレードのアリュール(Allure)に、1.2Lのガソリンターボと1.6Lのクリーンディーゼル、GTには1.2Lのガソリンターボと2.0Lのクリーンディーゼルがありますが、お勧めは1.2Lガソリンターボ搭載のアリュールです。
 
自社開発製の1.2Lガソリンターボのスペックは、最高出力96kW(130ps)/5,500rpm、最大トルク230Nm/1,750rpm。ミッションはアイシンAW製のパドル付き6速ATとなります。必要十分なパワーと、プジョーらしいしなやかな乗り心地は、ドイツ車とはまた違った味付け。

特徴的なライト周りとセンスの良い都会的なエクステリアデザイン、そして硬派でスポーティな印象のインテリアデザインに、美的センスをくすぐられる人は多いでしょう。

③ボルボ V40
ボルボ V40

2013年から日本で販売された2代目V40は、ボルボの5ドアハッチバックモデルです。

V40の中間グレードに位置するT3系は、112KW(152ps)を発揮する1.5L 直噴ターボエンジンを搭載し、同クラスのライバルに比べてパワフルなエンジンは、平均走行速度の遅い日本では十分以上の性能です。

ボルボV40は、自動ブレーキ「シティ・セーフティ」や、歩行者を検知して衝突回避に役立つ「ヒューマン・セーフティ」、「車速追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール」、「レーン・キーピング・エイド」、「ブラインドスポット・インフォメーション・システム」など数々の予防安全装備や、世界初採用の「歩行者エアバッグ」をオプションで設定されていたので、安全性にこだわる方は、そのあたりにも着目して車両選びをすると良いでしょう。

ドイツ車に引けを取らない質感の高いインテリアや、まとまり感のあるシンプルなデザイン、そして充実した安全装備を求める方にはおすすめのクルマです。

④BMW 2シリーズ アクティブツアラー
BMW 2シリーズ アクティブツアラー 2017

BMW MINIと同様のUKLプラットフォームを採用した、BMW初のFFモデルです。

エンジンはMINIにも搭載されている1.5Lの直列3気筒ターボ。最高出力は、100kW(136ps)ですが、数字以上にパワフル。BMWの特徴を随所にちりばめたデザインと相まってスポーティな雰囲気を十分に感じることができます。

BMWが新たに参入したカテゴリーですが、車両の完成度は高く、スライド可能な後席や容量468Lのラゲッジなど、高級輸入車に抵抗感を感じるファミリー層でも、このモデルは気になるでしょう。

新車価格で374万円〜であることを考えると、程度の良い中古車が見つかればかなりお得といえます。


購入する際には、整備費用や維持費を考慮する必要がありますが、個性豊かでプレミアム感が味わえる輸入車も、購入の候補に入れてみるのはいかがでしょうか。クルマ選びがきっと楽しくなりますよ!

------------------
文・立花義人
フリーライター。5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。

新車で国産なら中古で輸入車はどう?200万円程で買えるおすすめ中古輸入車