佐久間良子演、村井國夫尾上右近が出演するオペラ『ストゥーパ~新卒小町~』の記者会見が、8月28日都内にて開催された。

 本作は、名作「卒小町」を題材に、西本智実が脚本を書いた革新的なオペラ作品。和楽器を全く使わず、西洋の楽器のみで尺八や鼓の音などが表現されている。芸術監督揮も務める西本は、本作について「日本以外でも上演できるように、西洋の楽器だけで和楽器を表現したかった。日本古典余白や曖昧さという美しさを西洋のスタイルで伝えられれば」と述べた。

 そして今回、本作に初めて出演する村井1967年映画『大(秘)物語』以来、51年ぶりに佐久間と共演を果たす。村井は「お互い50年間、現役で活動することができて、こうやって共演できることに喜びを感じている」と笑顔を見せ、「とても難しい作品だが、と動きの美しさを大切にし、ドラマティックに演じたい」と意気込みを述べた。そして、初演からずっと役の小野小町を演じている佐久間は「多くの男性から焦がれられたやかな存在の裏に隠された、小町の後悔や情念なども伝えられれば」と、役に込めた思いをった。

 本演は、2018年12月1日ソニックティオープン30周年記念として上演される。西本は「日本古典作品には、何年も変わらないメッセージや、今私たちが生きる上で大切なヒントも込められている。会場に合わせた演出で、現代を生きる私たちにも、楽しめる要素を盛り込めることができれば」と締めくくった。チケットは8月29日より一般発売スタート


情報『ストゥーパ~新卒小町~』
2018年12月1日(土)14:00
ソニックティ 大ホール
出演:佐久間良子村井國夫尾上右近
芸術監督・脚本・作曲補・揮:西本智実
作曲織田英子
舞踏:玄玲奈
管弦楽イルミナートフィルハーモニーオーケストラ
合唱イルミナート合唱団、埼玉県奈学園総合高等学校音楽
スペシャルトーク中井美穂

佐久間良子と村井國夫が51年ぶりにタッグ、能を題材にしたオペラで