【ワシントン時事】NBCニュースは11日、キューバ中国に駐在する外交官が正体不明の攻撃により難聴睡眠障害などの健康被害を受けた問題で、情報機関が「犯はロシア」とみていると報じた。

 報道によると、最終結論ではないものの、連邦局(FBI)や中央情報局(CIA)が得た通信傍受などの情報で、ロシアの関与が浮上。当局者はNBCに、「意図的行為だったと考えざるを得ない」との認識を示した。

 キューバ首都ハバナでは2016~17年にかけ、20人以上の政府職員が自宅やホテル損傷などの被害を受けた。当初、音波攻撃が疑われたが、FBIは音波自体は健康被害をもたらさないとして、「マイクロ波やその他の電磁波兵器が使用された可性が高い」とみている。

 今年5月には、中国広州総領事館に勤務する米国人職員1人も同様の被害に遭っていたことが分かった。