人気ライトノベルシリーズ「ソードアート・オンライン」の11作目で、新シリーズにあたる、「ソードアート・オンラインプログレッシブ1」(著:川原礫/イラスト:abec)が、週間売上14.7万部で、10月22日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門で初登場1位を記録したことがわかった。

シリーズ通算5作目の首位を獲得した同作は、前作「〜10 アリシゼーション・ランニング」の週間売上10.9万部を大きく上回るシリーズ最高週間売上を記録。また今回、同シリーズは1作目から11作連続のTOP10入りを達成している。

クリアするまでは脱出不可能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味するというオンラインゲームが舞台となる「ソードアート・オンライン」。スリリングなストーリー展開が人気を呼び、今年7月7日からはアスキー・メディアワークス創立20周年記念作品としてTVアニメもスタートした。

新シリーズとなる「〜プログレッシブ1」では、主人公・キリトが“黒の剣士”と呼ばれる契機となったエピソードなど全3編が収録される。

同シリーズは、アニメ初回放送直後に発表の2012年7月16日ランキングで、「〜1 アインクラッド」(2009年4月発売)が前週の100位圏外から42位に再浮上したのを皮切りに、2012年7月23日付〜10月1日付けでは、その時点で発売されていた10作品全てが同時TOP50入りを果たすなど“アニメ化効果”が浮き彫りに。今後も映像作品のリリースを間近に控え、ゲーム化(発売時期未定)も決定、アニメは10月より新章「フェアリィ・ダンス」編に突入しており、さらなる人気の拡大が期待できそうだ。

また今週の文庫部門は、「居眠り磐音江戸双紙40 春霞ノ乱」(著:佐伯泰英)が週間売上11.5万部(11万5141部)で2位、「新約とある魔術の禁書目録5」(著:鎌池和馬/イラスト:はいむらきよたか)が週間売上11.5万部(11万4753部)で3位にランクイン。1位となった「〜プログレッシブ1」の週間売上14.7万部を筆頭に、調査開始以来(2008年4月7日付〜)初めて、上位3作が週間売上10万部超えを達成した。そのほか、5位には「吉原裏同心十七夜桜」(著:佐伯泰英)が登場。佐伯氏の時代小説シリーズ2作が同時TOP5入りとなっている。

コミック部門では、不朽の名作「タッチ」の26年後の世界を舞台に、“明青学園野球部”に所属する兄弟、そして彼らの妹の物語を描く、あだち充の最新作「MIX」第1巻が2位に初登場。また先週、1巻から最新14巻まで全巻同時TOP100入りとなった、大高忍の「マギ」が、先週の32位から19位に順位を上げた第1巻を筆頭に、全巻同時TOP50入り。なお1位は、岸本斉史の「NARUTO-ナルト- 62」が2週連続で獲得している。