作曲家の水嶋一江によって考案されたオリジナル楽器“ストリングラフィ”の音色を収めたアルバム『「森の記憶」A Memory of Forest』が、11月21日にリリースされる。

 “ストリングラフィ”とは、糸電話の原理を応用し、絹糸の両端に紙コップを取りつけ糸を手で擦ったり弾いたりして音を出す創作楽器だ。短いもので約1m、長いものでは約13mもの糸を張り巡らせる独創的な楽器で、演奏スタイルにはダンスの要素も。2008年には宇川直宏が“UKAWANIMATION!”名義でリリースしたアルバムにも参加するなど、コアな音楽ファンから注目されている。

 一方、“Kazue Mizushima&Stringraphy Ensemble”名義でリリースされる『「森の記憶」A Memory of Forest』はオリジナルアルバムとなり、四季の移ろいや美しい自然を想起させる6曲を収録。中には5曲からなる組曲「晩秋 Fading Autamn(2000年)」なども収められており、“般若心経”や日本の名曲「さくら」をテーマにした楽曲もと、聴き応え十分な作品に仕上がった。

 赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代を虜にする“癒しの新楽器”が奏でる珠玉の旋律に、是非耳を傾けてみよう。


撮影:田村収

◎Kazue Mizushima&Stringraphy Ensemble 「森の記憶」A Memory of Forest ダイジェスト
http://youtu.be/KtR1UwdMM7k

赤ちゃんからお年寄りまで 癒しの新楽器で奏でる珠玉の旋律