天津市北辰区内の路上で19日午後3時ごろ、激辛なべの「麻辣タン」を売る屋台が爆発した。爆発にともない、周囲の民家の窓ガラスが砕け散るなどの被害が出た。屋台からは、食材などが周囲に四散した。屋台の客らは爆発を察知して逃げたので、けが人は出なかった。人民網などが報じた。(「タン」は「湯」の下に「火」)

  爆発が発生したのは、天津市北辰区内の順境路と龍順路の交差点付近。近隣住民らによると、いきなり「ドカン」という轟音(ごうおん)が鳴り響き、ほんのわずかの間を置いて近くの商店の入り口部分のガラスや住宅の窓ガラスが砕け散った。

  建物から飛び出て爆発音がしたあたりを見ると、「麻辣タン」を売る屋台が破壊され、周囲に食材や調味料が飛び散っていた。屋台で使っていたとみられるガスボンベが割れ、破片が転がっていた。電動三輪車を改造した屋台だったが、後部が完全に変形し、車輪も脱落していた。

  爆発発生時に屋台には客3、4人がいた。ガスボンベの管取り付け部分から突然炎が上がったので、そばにいた全員がすばやく反応して、屋台から遠い位置に逃げた。消防に通報したが、消防車が到着する前に爆発したという。爆発にともない屋台も燃えだした。駆けつけた消防が、ほどなく火を消し止めた。屋台の経営者も無事で、警察官に同行され現場を離れたという。

  近隣の商店や住宅のうち、屋台が営業していた近くの不動産店と酒店の被害がもっともひどく、店のガラスが完全に砕け散ったという。警察が被害状況を取りまとめ、爆発の原因の調べを始めた。(編集担当:如月隼人)